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2011年09月17日

親のための虐待防止マニュアル(厚生労働省の事業でできた冊子)

「親のための虐待防止マニュアル」厚生労働省平成 20 年度障害保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)でできたもの。

 冊子はスペース96(本屋さん)で手に入ります。500円。

 PDFファイルを読むだけなら無料。ってか、私が直接リンクしてもいいよな。

親のための虐待防止マニュアル.pdf

 このブログを読みに来られた方が、自分の参考にするならPDFでいいと思いますが、誰か他の人に読んでもらおうと思った時は冊子の形がすごくいいと思います。

"世の中は理不尽なことで満ち溢れています。"なんて記述もあります。厚生労働省の事業でできてる冊子としてはすごいことじゃないだろうか。

 網羅的に軽く(?)書かれていますが、あれは虐待だったのか、とか考える時に参考になると思います。

 特別支援教育(特別支援学級や特別支援学校)や、障害のある人の成人施設の例(と言っても具体的な名前が出てくるわけじゃありませんが)も出てきます。そしてこれは「いやそんなもん私の身の回りにはないしい」と思っておれることでもないのです。最近、私が報道その他で知っただけでもこれくらいあります。

野洲養護学校教職員4人に対する停職処分について(見解)

前歯にペンチ・給食に唐辛子 養護学校で「不適切」指導2

前歯にペンチ・給食に唐辛子 養護学校で「不適切」指導

保護者から学校や施設への感謝

大阪の知的障害児施設(月の輪学院)虐待事件続報

大阪の知的障害児施設虐待事件続報

 それから、私としては上記のような明白な「身体的虐待」や「心理的虐待」ではない場合もよく目にするような気がします。自閉症の人の場合、表現コミュニケーションの手段を身につけさせてもらえてなくて、保護者や周囲が「良かれ」と思ってあれこれするのだけど、本人の思いとは違ってパニックに陥ったり、他害をしてしまったり・・・

 また、理解(受容的コミュニケーション)のほうでも、周囲は本人に伝えているつもりでも本人には伝わっていなくて、結局無理矢理押したり引っ張ったりせざるを得なくなったり、(そして時に大声とか、まさに暴力になることも)することもあります。で、それを見ていた人が警察などに通報して駆けつけるけど、駆けつけられた方はそんな気はまったくないから「わはは、何を誤解してますのん?」とかいう話になる。これは「しつけと思って虐待する」という「しつけ」という意識も無かったりします。

 周囲は全然「虐待になってる」ということに気付けない状態というか・・・

 まあ、そういうことを考えるきっかけにいい冊子じゃないでしょうか。

posted by kingstone at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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