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2011年08月24日

ええやん ちがっても 〜広汎性発達障がいの理解のために〜

 入学や進級・社会人になる時など、自閉症の人のことを相手の方に知って頂く時、簡単な資料でわかってもらいたい時がよくあります。私も今までにいくつか紹介してきました。今日、こんなのを教えて頂きました。

PDFファイルです。6.36MB
ええやん ちがっても 〜広汎性発達障がいの理解のために〜

 大阪府が出している資料。なかなかいいです。

刊行物・リーフレット

というページからダウンロードできます。簡単な障害の説明からどう対応したらいいか(要するに視覚的・具体的・肯定的ってことです)も書いてあります。初めて出会う方に簡潔に説明するのに挿絵も豊富だし、わかりやすいし、なかなかいいです。

 奥付を見ると2008年3月の発行。もともとは5000部、冊子として作られたみたい。単価は42円とのこと。全部で表紙も含め32Pあります。これほんまA5サイズくらいの冊子になってて、例えば入学の時、教育委員会がその子の入る学校の教師・職員全員に配ったらいいのにね。今は冊子は無いのかな?

 ところでね・・・この冊子の監修にあたったのは「大阪自閉症研究会」

 でね、3Pに

 広汎性発達障がい、自閉症スペクトラム、自閉症、自閉性障がい、自閉傾向、非定型自閉症、アスペルガー症候群(障がい)、特定不能の広汎性発達障がい等、様々な名前がありますが、広い意味ではすべて同じグループだと考えられています。この冊子ではこれらを総称し「広汎性発達障がい」と呼んでいます。

と、あります。現場の苦衷が察せられます・・・

 しかし、なんで総称が自閉症でないのだろう。百歩譲って自閉症スペクトラムで無いのだろう・・・

 ってね。わかってるけどね。昔「自閉症と言ってはいけない」とお医者様も専門家も考えていた時代があって、そういう時「お子さんは広汎性発達障害です」と言ったらいい、みたいなことがよくあって・・・で、必要な支援が受けられないままになっちゃった、とかね。で。やたら「広汎性発達障害」という診断名の子がいるという現実。

 現在アメリカのDSM-Vでは「広汎性発達障害」も「アスペルガー症候群」も全部まとめて「自閉症スペクトラム」にしようか、という議論がされてるとこみたい。それようわかるわあ。支援の方向性は一緒やもん(ひとりひとり違う、という言い方をしたい人はそれでいいと思う。確かにその通り。でもやたら診断名をたくさん出してくる必要は無い)

 「自閉症(あるいは自閉症スペクトラム)」と「広汎性発達障害」は
 「精神分裂病」と「統合失調症」に対応するような言葉では無いと思うな。

posted by kingstone at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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