私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2011年08月02日

サポートブックとか個別支援計画とかプレシャスノートとか

 サポートブックってものがありますが・・・

 まあ、もともとこんなふうなものはあちこちで作られ実践してはったものかもしれません。

 で、昔、REIKOさんがお子さんのために作りはり、その名前をどうするかあれこれ考えてはった時に私が「サポートブックでいいんじゃね」みたいなことがあって名前がつきました。

サポートブック(マニュアル)

で「こりゃあいい」ということで「サポートブック」という名前のものが全国に広がっていますけど・・・

 もともとね。例えば「そのお子さんのことを知らないボランティアさんに2時間子どもにつきあってもらう」とか、本当はそんなこっちゃいかんのだけど「自閉症とはなんぞや、っていうことを知らない特別支援教育担当の担任にとりあえずわかってもらう」とかのために作られたものなんですよね。あるいは「これから1週間の旅に出るから夜の暮らしなどでわからないところを先生とかボランティアさんに伝える」とか。

 つまり「その時、その担当さんが」わかって動けるように、しかし「できる限り情報量を減らす」をし、必要な情報がわかりやすいようにするのが作るさいのコツなわけです。

 なのに、いろんなところで「サポートブック」という名前のひな型ができ、で、それがまあ、たぶんいろんな関係者が集まって「こんな情報もいるよ」「あんな情報もいるよ」で作ったもんだから、もうとんでもない量の情報を書かなきゃいけないことになっていて、しかも「ある場面のある人には全然必要無い情報」まで書くようになってる。

 あまつさえ、それを毎年保護者が書き直さないといけない地域があるらしい。

 しかもその項目に「困った行動」なんて項目もあったりするらしい。あのなあ・・・もちろん「本人が困っている」んだけど、その書類は明らかに「その本人がする周囲の人間が困る行動」という意味で項目を立ててるよな・・・

 あほかいな・・・

 埼玉県のサポート手帳なんてのもあります。

埼玉県の「発達障害に対する支援」について(サポート手帳など)付「東京都育成会」

 これはお医者様からの診断とかなんとかセンターからの報告書など、いちいちまとめ直すのは面倒、ということでひとまとめにして、新しい環境に進む(入学とか進級とか卒業して進路先とか)時にパッと見せて相手にわかってもらおうとするもので、目的が全然違います。

 いずれにしてもね、本人が楽ができるように、そして作る親御さんが楽にできるように、作ってあるもんです。そしてもちろんボランティアさんや担当教師が楽をできるように。

 そこを忘れてしんどい目させてどないすんねん。

 なおおめめどうでは「簡単サポートペーパー」としてひな型を無料ダウンロードできるように公開しています。

 それから学校などで作るIEP(個別支援計画)については

IEP 個別の指導計画

 で私が語った滋賀の研究会っていつだっただろう。2001年くらいかなあ。なお発表した3人というのは私ともずらいとさんともう一人千葉の方。

 で、その後に研究会を主催して下さった方から「アメリカにあるIEPを自動的に作るソフト」というのを見せてもらいましたが、いやはや細かい項目がたくさんあってびっしり書いた文書を生成してくれるソフトでした。で見せて下さった方も「こういう方向に進みたいの?」と問いかけられ、少なくともそこに参加していた教師はみんな首を横に振っていたと思います。

 それ以前にたぶん多くの学校に「個人用の指導に関する書類」ってのはあって、でも「決して親御さんには見せてはいけない」というような書類であったわけですが。なんせ「そのお子さんの困った行動」しか書いてなく指導の目標なんかにもなりえない書類が多かったと思います。

 今は教師と親御さん(と本人??これは少ないか)が話しあうというのはやられているみたいだから、それは進歩だと思います。

 しかし、みんな「わかって」作ってるかな??

 私が勧めてる「IEPについて」でも、結構応用行動分析的(TEACCH的?)だったりするところもありますが、それでもIEPをまるで応用行動分析学の課題分析表と間違えてるようなのがあったらちょっと違うぞ、って思うし、また逆になにかもっともらしいことが書いてあってもそこから具体的な指導が導き出せないならそれも違うと思うし。

 私としてはおおもとのIEPは結構おおまかな大方針みたいなことが書いてあり、具体的な指導は1週間とか1か月とか1学期間に実現できそうなことを書いたA4の用紙1枚もんとかそんなイメージを持ってるんですが。(1週間なら1個だけとか)

 で、大方針が決まった上でだけど、具体的なことってのは結構どんどん変わっていくしね。1年に一度、長大な書類にまとめてそれを実現する、ってはなから無理と思ってますが。

 う〜〜む。

 なお、大分のフリーリーさんではプレシャスノートってのを作っているそうです。

 プレシャスって意味がわかんなかったので「どういう意味だ?」と尋ねたら「素晴らしい」とかいう意味だって。

 なるほどね。最初に題名からしてそうしておこうってわけだ。でお子さんのいいとろころを知ってよね、ってことね。


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