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 あくまでも、私個人の意見です。

2011年07月05日

自閉症のお子さんとの自立課題学習と1対1の学習1999年1月長編

 先日アップした「自閉症のお子さんとの自立課題学習や1対1の学習1999年1月」の未編集の元映像が出てきました。

 先日よりもう少し詳しくわかるので、アップします。長いです。23分もあります。

 今日は解説はほんの少しだけにしておきます。後日つけ足します。



 1997年10月に自立課題学習というものを少し知り、1年3ヶ月後の1999年1月の記録です。

 まずこんな授業ばかりしていたのではありません。ぼーっとしたり、遊んだりする時間も大切にしていました。

 もし同じようなことをしようとされる方がいらしても、形だけマネをするのは危険なので、私のブログの記事もいろいろお読み下さい。

 例えば途中で「必要な物が足りない」ようにして「手伝って下さい」という表現ができるように、ということをやっています。これは言うなれば、通常学級で「次の(  )に正しい数字をいれなさい。 鎌倉幕府ができたのは(   )年である」みたいなプリントをするのと結局は同じことです。しかし、この中のC君も苛立っている時があります。お子さんの状態を見ながらやらないと危険です。

 そのあたりがわかっていて「ひとりでできる学習」や「コミュニケーションの獲得」や(結局コミュニケーションですが)やりとりについての学習をすることはたいへん良いこと だと思います。

 この時点では私は自分用のコミュニケーションブックを持たず、子どもたちの表現用であるカードを借りて私から伝えたいことを伝えています。これは本来自分用を持つべきです 。

撮影者について

 撮影者は先日は新人Aさん新人Bさんのどちらかかと思っていましたが、私が撮影者に出している指示、説明、また撮影者が子どもに呼びかけている(本来撮影者は呼びかけてはいけない)、教材に感心している、などの点から考えて、新人さんたちだとこの時点ではもっと知識・技術が進んでいるので、実習生(教育実習ではなく介護実習とか観察実習)さんですね。短期でやって来る実習生さんに「じゃあ今日は撮影お願い」と頼み、私が指示しつつ録画しているわけです。

 また、たまたまこんな日は人手で撮影しますが、人手が無い時は「自分で手持ち」「三脚に固定」「長押のあたりに雲台(三脚の上の部分)のみを固定し、そこにカメラをつける」などの手段で撮影しました。

学習している教室について

 我々の学年は児童8人に対し、2教室使うことができました。この教室は本来「給食を食べる部屋」として使われていました。そこを朝、学習用に準備し、終わる時は給食用に模様替えする、というふうに使っていました。こちらの部屋では私が1対4で教えています。またもう1つの方の部屋ではより「重度(?)」とみなされるお子さんたちと3対4で学習しています。「重度(?)」とみなされるお子さんも、できる限り自立課題学習風にやったり、1対1の学習風にやったりしていました。このビデオを見て、当時の同僚たちからは「そらこの子らは『軽度(?)』やからできる」というふうに言われましたが、我々の学年ではどのお子さんとも「できることを広げよう」「コミュニケーションを伸ばそう」という観点で、言わば同じように(つまりひとりひとりに合わせる形で)、取り組んでいました。たまたま私が担当していた方が録画が多く、また典型的な自閉症のお子さんが多かった、というだけです。

 32秒あたりから まず教材がたくさん置かれた棚があります。一番左の造り付けの棚には雑然と教材が置かれています。その右側のカラーボックスを大きくしたような棚にA君C君のその日に使う教材がセットされています。すでに2人ともアルファベットやかなのカードでカゴにつかられたカードにマッチングできるようになっていたので、置き方はあえてばらばらにしています。(上から順番とかはしていない)その右隣のスチール机の上にはBさんのするカゴが置かれています。Bさんは数字でマッチング。

 その右の低い机に休憩時に遊ぶ(楽しむ)ためのCDプレーヤーとCD各種、レゴ(?)、絵本などが置かれています。インスタントカメラチェキの入ったバッグもありますが、これは別に遊ぶためではないはず。(その場でパッと視覚支援用のカードを作るためのもの)これは後の1分45秒あたりからアップになります。

 41秒あたり。教室中央の机の手前左側にA4サイズのバインダーに挟んでいるのは、どの教材がどのようにできたか記録する用紙です。これでチーム全員が情報共有をします。そして教材が難しすぎるか、簡単すぎるか、ねらいをかえるか、などを相談します。

 46秒あたり。あるお子さんの手順がアップ。一番上は私の写真。この写真があると私と1対1の学習をします。このお子さんは「◯」「△」「バイキンマン」などの絵のカードで自分の教材をマッチングし、学習を開始します。途中にある薄い黄色のカードはかなで「きゅうけい」と書いてあります。この「きゅうけい」カードは全員同じにしました。

 55秒あたり。Bさんの手順。数字でのマッチング。教材は「6」と「3」の2つだけです。お子さんによって量を調整しています。

 1分4秒あたり。A君の手順。アルファベットでのマッチング。4つの教材をします。

 1分11秒あたり。C君の手順。かなのマッチング。4つの教材。

 今日はここまで。




posted by kingstone at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 実践動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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