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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2011年06月06日

岡山監禁致死事件の続報など 

 岡山・長女(16歳)監禁致死事件の続報 引用・転載はゴチック

山陽新聞 5月24日づけ
監禁死事件で事前に4回あざ確認 岡山市の児童相談所

 地元の児童相談所が2008年10月から事件直前の今年2月にかけ計4回、長女の頬や尻にあざがあるのを確認していたことが24日、分かった。

 2年半あったわけや。

山陽新聞 5月25日づけ
監禁死亡の長女「家に帰りたくない」 岡山県警、容疑の母を送検

 県立岡山瀬戸高等支援学校1年の清原麗さん(16)が2月に入り、同校の教員に「家に帰りたくない。言うことを聞かないと食べさせてもらえない」などと訴えていた

 教師に何ができるか、やなあ・・・結構緊急かも。しかし麗さんは音声言語で言えた。言えない子だったら・・・

山陽新聞 5月25日づけ
塾送迎トラブル、体罰引き金か 監禁致死容疑の清原容疑者

 今年2月、高校生の長女を裸にして自宅浴室に閉じ込め、低体温症で死亡させた事件で、逮捕監禁致死+容疑で逮捕された母親の岡山市北区北方、無職清原陽子容疑者(37)が事件当日の夕方、そろばん塾に長女を迎えに行った際、普段通りに落ち合えないトラブルがあり、長女を問い詰めていたことが24日、関係者への取材で分かった。

 清原容疑者はその直後、児童相談所に相談を求める電話をしており、岡山県警はこのトラブルが浴室での長時間にわたる体罰につながった可能性もあるとみて経緯を調べている。

 関係者によると、死亡した県立岡山瀬戸高等支援学校1年の麗さん(16)は、約5年前から岡山市のそろばん塾に通い、清原容疑者が送迎していた。事件当日の2月28日は午後4時ごろに塾へ行き、30分程度で早退したため、清原容疑者とうまく合流できなかったという。

 一方、同校によると、麗さんは2月7日には左頬にあざをつくって登校し、教員に「(母親に)グーでたたかれた」と打ち明けた。そろばん塾でも同じころ、後頭部の髪をそり上げられているのが確認されている。教育熱心だったとされる清原容疑者は麗さんの問題行動を気に掛けていたといい、最初に虐待が疑われた2008年10月以降、「しつけ」の名目で行為をエスカレートさせていた可能性もある。


 後に引用する「神戸新聞に載っていた共同通信の記事」では麗さんは珠算1級だったとか。1級というのはなかなか取れません。

 塾のお迎えの時に出会えないトラブルがあり、「児童相談所に相談を求め」ているわけやなあ。


山陽新聞 5月26日づけ
岡山市が児童相談所の対応検証へ 女子高校生の監禁致死事件

山陽新聞 5月26日社説
[社説]監禁致死事件 連携なぜ生かせなかった

 高等支援学校は、中学校から虐待の危険性の申し送りを受け、あざや傷も確認していた。児童相談所も虐待を疑い、県警と連絡を取り合っていた。児相と学校も一定の連携があった。事件直前にも、母親は話を聞いてほしかったのか、児相に電話していたが、児相は「強制立ち入りや一時保護が必要な高い緊急性はない」との判断のままだったという。

 あれ?相談の電話に対して「強制立ち入りや一時保護が必要な高い緊急性はない」って、そら「お母さんから電話してきてくれてる」段階で強制立ち入りは必要ないのは当然やんか。強制立ち入りって問題ちゃうやろ。「相談」「支援」が緊急に必要ということであって。いったい電話でどんなやりとりがされていたのか、は知りたいところです。なんかすぐに話の方向が違ってきてしまうから気をつけないと。

 「一時保護」については「親が殺人を犯すから」という意味ではなく、あざとか相談内容から判断して「関わり方がわかってない」と判断できるなら「施設に入れる」は当然の選択肢としてあるやろな。

山陽新聞 5月26日づけ
「娘の問題行動に悩み」と容疑の母 岡山・監禁致死

 ここではどんな問題行動だったかは語られていません。


山陽新聞 5月27日づけ
容疑否認の意向 岡山・監禁致死 検事調べで母親

 清原陽子容疑者(37)が勾留請求時の検事調べに、「裸にして手足を縛り、浴室に立たせたことは間違いないが、容疑は否認する」との趣旨の供述をしていることが26日、接見した弁護士への取材で分かった。

 否認って言うのは「殺す気はなかった」「傷つける気はなかった」という意味やろな。そんなことを思ってやる人ってまずいないやろな。

山陽新聞 5月31日づけ
容疑の母「娘が太りだした」 学校に相談、岡山の監禁致死

 母親の陽子容疑者(37)が、学校に「娘が1月になって太りだした。おなかも膨らんでいる。買い食いでもしているのだろうか」と相談していたことが30日、学校関係者への取材で分かった。

 麗さんは死亡時、身長137センチ、体重27キロと痩せていた。今年に入り課外授業中の買い食いや盗み食いが発覚、教員に「(食べ物が)欲しくて我慢できなかった」と話したという。陽子容疑者はこうした麗さんの問題行動を気に掛ける一方、しつけの一環として食生活を厳しく管理していたとみられ、県警は監禁致死+に至った動機の解明を急いでいる。


 ・・・お腹がすいていたんやろな・・・
 しかしずっと読んできてお母さんが「児童相談所」「学校」などといろいろと連絡を取っていたことがわかります。決してコミュニケーションを拒否していたわけではない。

山陽新聞 6月2日づけ
無罪主張する方針 岡山監禁致死、弁護人が会見

 弁護人が1日、同市内で会見し、「逮捕監禁には当たらない。容疑については否認し、(起訴されれば)無罪を主張する方針だ」と述べた。

 弁護人によると、清原容疑者は岡山県警の調べに、「長女の自傷行為を防ぐために縛った」と述べていることをあらためて説明。31日の接見でも、「長女には幼いころから壁に頭をぶつけたり、まつげを抜いたりするなどの自傷行為があった」、「事件当日も顔色が変わるなど自傷行為のの前兆がみられ、縛って浴室に立たせた」などと話したという。

 県警によると、110番で警察官が駆け付けた際、清原容疑者は「しつけのためにやった」と話したとしているが、弁護人は「そんな事実はないと聞いている」と否定した。


 なんかつらいな・・・。

神戸新聞 6月6日夕刊(記事は共同だそうでWebには無い)
発育気に病む熱心な母

リードから
 長女麗さんが生まれた時から、食事などを記録した養育日記を書き続けており、そろぱん塾に送り迎えする教育熱心な姿も目撃されていた。弁護士に「娘をいい子にしたかった」と語ったという清原容疑者。

本文から
 麗さんの発育を気に掛けていた清原容疑者は、麗さんが5歳のころ「娘に発達の遅れがあるかもしれない。どういう保育園がいいのか」と児童相談所を訪れた。6歳で知的障害と広汎性発達障害があると診断された。

 要するに自閉症と診断されたわけですね。

 親子が通っていた死相によると、清原容疑者は娘の発育に関するアドバイスは求めたが、育児については「関わってほしくない」と拒否。夫とは別居し、約5年前から親子2人で実家近くのアパートに住んでいた。

 ここんとこはよくわかりません。「発育に関するアドバイス」と「育児」違うものなのか?そもそもどんな「アドバイス」がされたのだろう。

 麗さんは小3ごろからそろばん塾に通い、今年1月には珠算検定工級に合格。清原容疑者は塾に「段を取らせるために勉強を続けさせたい」と意気込みを語っていた。

 1級というのは私にしたらとんでもなくむつかしいレベルの話です。(私は確か3級を落っこちた)

 特別高等支援学校に進学した際は、知人に「娘が高校に入った」と喜んだ。

 このあたりは、何か話ができそうな部分がありそうと思えるのですが。少なくとも一流進学校でなければダメ、という価値観ではなさそうだから。

 特別支援学校などによると、麗さんは他人の弁当を勝手に食べるなどの「問題行動」が1月ごろから顕著になったため、教員が面談。「母から虐待を受けており、家にいるより学校にいる方がいい」と話したという。

 面談ができるレベルのお子さんやったということですね。

 だが、清原容疑者は接見した弁護士に「娘は小さいころから壁に頭をぶつけたり、まつげを抜いたりする自傷行為があった。(事件当日も)娘の身を守るために手足を縛った」と、あくまで「子どものため」だったとして虐待を否認している。

 これね・・・小さい頃からだから、児童相談所などの専門家や特別支援教育担当教師も相談を受けているはずと思うのですが。「頭をぶつけ」「まゆげを抜く」は自閉症の人の場合「わからないよ!!」の表現である場合が多いと思うのですが。もちろん「自己刺激行動」の場合もあるでしょうが。そのあたりを1999年から関わっていた方たちがどう伝えていたのだろうか・・・

 ただ、弁護士に「弁護の方針上、麗さんが悪者になってしまうかもしれないが、それでもいいか」と尋ねられた際には「はい」と答えたという。

 悪者って・・・弁護士さん、それはやっちゃいかんやろ。

 麗さんが亡くなった後、清原容疑者は学校を訪れた。「卒業アルバムには娘の写真を入れてください」と教諭に頼み、娘がいた教室をビデオカメラで撮影したという。校長は「子を失った母親の悲しみが伝わってきたのだが・・・」とうなだれた。

 合掌。


 
posted by kingstone at 16:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 母親は自分の「理想像」以外を拒否したのでしょう。障害児の親であろうがそうでない親であろうがよくある話です。この場合、相談というのは「自分の望む回答を得て『やっぱり私は間違っていない』と安堵する」目的以外では機能しません。
 早めに親権を剥奪すべきだった事例です。
Posted by もずらいと at 2011年06月06日 19:53
もずらいとさん、どうもです。

|自分の「理想像」以外を拒否したのでしょう

その可能性もあります。
映画「ブラック・スワン」もそういう話でした。
Posted by kingstone at 2011年06月06日 20:35
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