私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2011年04月28日

ある地域のガイドヘルパー制度2

 昨日、役所の窓口で小学生以上18歳未満の人については「『日常生活の状況』聴きとり」をした上で書類を子ども家庭センター(児童相談所)に送り判定してもらう」という話でした。

 で、子ども家庭センターに電話したらいきなり

「ここではそんなことしてません」

 はははは。で、ちょっとねばって事情を説明したら職場内に聞いてみてくれたみたいで担当の方に変わってくれました。しかし、窓口になっている人が知らないんだ・・・

 で、役所の人の言ったことと少し違ってました。

 役所の人は小学生以上18歳未満の人については「全員」「『日常生活の状況』聴きとり」をした上で書類を子ども家庭センター(児童相談所)に送り判定してもらう」

 しかし子ども家庭センターの人の話では

「役所で判断がむつかしいとされたものだけが、こちらに回ってきて『意見』を出すだけ」

とのこと。随分ニュアンスが違います。で、あれこれお聞きすると役所によって、そこらへんの判断が違うとか。あるところはそんな面倒なことはせず役所で全部手続きしてくれるし、あるところは全部回してくるし、みたいな。

 また役所の方のニュアンスでは「上限20時間/月」で「家庭子どもセンターの意見で削られる」みたいなニュアンスでした。しかし家庭子どもセンターの方は「基準量が20時間/月」とのこと。ですから「削られる」という話ではないみたい。

 で、私が気になっていたのは「『日常生活の状況』聴き取り票」にいろいろな項目があるのですが、その重い軽いがどう判断されるのか、という点。例えば

・突発的に屋外へ飛び出したり、静止をしても動き回る。

とか、あと自傷・他害の項目とかがあります。で、「障害が重い(?)からガイドヘルパー認めません」みたいなことになったら困るよなあ、という点。そしたら

「障害が重いから認めない、なんてことはありません。障害が重ければ出します(ということだったと思う)」

とのこと。たいへん心強かったです。あり?逆に「軽い(?)から出しません」も無いんだろうなあ・・・

 それから「登下校のガイドヘルプは認めない」という話を小耳にはさんでいたのでお聞きすると「毎日変わらずある活動には使えません」とのこと。でも「たまたま保護者が入院することになってこの1月だけ登下校にガイドヘルプを使いたい」はOKとのことです。

 さて、これから事業者さんに「いくらかかるか」を調べる。

 1軒目。「(知的障害の方については)上の者に聞かないとわかりません」とのことで、後日電話を下さるか、私がかけるか。

 2軒目。「今、利用者さんがいっぱいで新しい方を受ける余裕はありません。しかし利用料については昔無料。その後1割負担。その後また改訂があって現在はよほどの高収入の方でないと利用料は無料。また自分の知るケースは月20時間の利用があっても支払いは8000円まで。それより安いことが多い」

 ってことは1時間多くて400円。たいていはタダということか。

 3件目。「ガイドヘルプはやっていない」うーーん、事業者名簿に載ってるのに・・・

 今のところ正式に行政から認められた20時間限度のガイドヘルプだとタダで使えるということかな。
 これは使わない手はないですね。

 ちなみに2軒目の方が出して下さった利用例は「カラオケ」「映画」とかだったし、いろいろ使えるようになってるみたいです。
 あっ、ただし、ヘルパーさんの交通費・映画に行くのだったら入場料などは実費としてヘルプされる側が出します。

 あと問題は、制度があってもヘルパーさんがお願いできるだけの人数いるかなあ、みたいなところかな。それとヘルパーさん教育。身体の方への接し方・介助方法などの講習はあっても、例えば自閉症の人への接し方はあんまり講習ないだろうからな。

 1軒目から電話あり。ここは「うちはいつでも受けます」との力強いお答え。ただし「ヘルパーさんと利用者さんの合う合わないがあるので」とのこと。もちろん相性問題は常にありますね。しかし基本がわかっているかどうか、で随分違うとは思いますが。で、利用料ですが、やはり「現在は限りなく0が多い」とのことです。しかし、これは民主党政権になってから・・・ってことは変わる可能性は高いか・・・また18歳以上については、年金などで暮らしてはる方が多いので0が多い。児童は保護者の収入に応じて変わるのだが、高くても1万円いった例は知らないくらい」とのこと。

 また上限の20時間ですが、大人に関しては32時間認められる場合もあるそうです。

 事業者さんがヘルパーさんに出すお給料も興味があって聞いてみました。そこは最低が時給780円から。また登録ヘルパーさんという契約して請け負う感じかな、そういう方だと時給1100円だそうです。

ある地域のガイドヘルパー制度

追記
 このエントリを書いた後、いろいろな情報を頂きました。ガイドヘルパー制度は地域によって差がかなりあるので、ご参考になると思います。でも、ほんま情報って発信したら入って来るなあ。

 まず別の地域の保護者の方。

「ガイドヘルプについては、「重いから出さない」はありませんが、「軽いから出さない」はあります。ボーダーラインは手帳の有無みたいです。」

 逆に言うと、手帳があればOKということですよね。

「それからヘルパーさんが自閉症について専門的に学ぶ機会は少ないだろうと思います。私はメーワク省みず、押し売り講座やったりしました(^^;; 」

 私が電話で尋ねた事業所さんも「相性」の問題とおっしゃってたけど、たぶん基礎的な知識の問題はあると思います。私が電話で尋ねた時も「自閉症でコミュニケーションが難しいお子さんとかは?」って尋ねたんですが、実はこの言い方には意味が無いというか、これではどんなお子さんか全然わからないんですけどね。(かなり詳しい人だったら、そこから始まっていろいろ聞けるけど)

 で、基礎的な知識を持っているガイドヘルパーさんがいない、少ない、と嘆いているだけではたぶん誰も増やしてくれないので、できることからやっていかないといけないなあ、と思います。この保護者さんみたいに自分で講義できちゃう人はなかなか無いかもしれませんが、わかっている人呼んで来て講義してもらうとかね。できればOJTしてもらうのが一番いいとは思うけど。

「ガイヘルの支給を決めるのは各自治体だから、それも自治体によって違いますね。うちの市では継続的に通学支援にガイヘルを使ってる方もおられます。」

 えええ!こんな自治体もあるんだ。

「支給時間もかなり幅広いようですし。窓口で必要性をどれだけ伝えられるか、に多少は左右されます。具体的な利用プランを作って持っていくと大変スムーズ。」

 なるほど。まあそのためにも「使ってみなきゃわかんない」ところがあるから、どんどん使っていったほうがいいだろうな。

 ここからは福祉関係でお仕事をされている方から。

「昨年移動支援(ガイドヘルプ)の全国調査をしています。市町村で基準は原則異なりますが、手帳前提の割合は決して多くない。子どもの場合手帳がなくても認める自治体が多い。」

 へえ。私はてっきり「手帳前提」が多いか、そればっかりだと思ってました。やっぱり各自治体に問い合わせたほうがいいし、で、「無いとダメ」と言われたらそれこそ他地域の例を出したり議員さんに働きかけて制度を作ってもらったりしたらいいのかもしれない。で、それだと「診断を受けてない」お子さん、大人の方が利用できることになりますもんね。ほんま保護者とじゃなく、他人と外に出るって大切だなあ、と思います。

「ちなみに「重いから」移動支援ではなく「行動援護」が適切という判断はあります。」

 「行動援護」という言葉は聞いたことはあるけれど知らないので要勉強。

Wikipedia 行動援護従業者

 ええっ、こんな資格と制度できてたなんて知らなかった。2006年からだって。

「特に知的障害・精神障害を持つ者の行動援護業務に従事する。」

 へええ。でも需要に供給が追いついてないと。

 たとえばある方の場合、

「障害程度から見ると行動援護の判定が出てもおかしくないのですが、判定を受けた時点で強烈な行動障害が無かったので「行動援護ではなく移動支援でいきましょう」となったのです。特性や環境によって変わりますね。で、結果的には移動支援にしていただいて良かったかも、と思うんですが、その理由は、行動援護に従事できるヘルパーさんがものすごく少ない、ということ。ただでさえ人手不足ですから・・・」

 またヘルパーさんの知識などについて

「ヘルパーさんはベテランばかりではありませんし、ベテランの方でも自閉症を理解されていない方もおられます。。。学校出たばかりの若い方もたくさんおられる。なので、もう、ヘルパーさんは育てる、、、くらいの気持ちでいるのがいいかも。子どもが育てるんですけどね。」

 これね。周囲から上から目線と非難されるかもしれないけど、本当に何でもそうだと思います。特別支援教育担当教師だって。

 福祉関係の方から。

「ちなみに移動支援は、視覚障害者がスタートですが、子どもから大人まで今はたくさん使っています。全国で9万人程度の利用です。障害福祉サービスのベスト5に入る大きなサービスです。また、大阪府が際立って多い特徴ありです。」




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