※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2011年04月08日

通常高校の自立支援コース(特別支援学級ってことか)

 今朝の「毎日放送VOICE特集「特別支援学校が足りない」を見て」を書いたことでいろいろ教えて頂きました。

「大阪府 公立高校 自立支援コース」で検索したらいろいろ出てきます。

平成22年度大阪府立高等学校知的障がい生徒自立支援コース 入学者選抜の実施校について

 結構な数の高校にありますね。

共生推進校(共生推進教室設置校)(これはたまがわ高等支援学校の生徒が、府立高校の生徒とともに学 び交友を深めるというもの)
1.大阪府立千里青雲高等学校(新規)
2.大阪府立芦間高等学校 (新規)
3.大阪府立枚岡樟風高等学校
4.大阪府立久米田高等学校 (新規)

自立支援推進校(こっちは各学校に自立支援コースがあるというもの)
1 大阪府立園芸高等学校
2 大阪府立阿武野高等学校
3 大阪府立柴島高等学校
4 大阪府立枚方なぎさ高等学校
5 大阪府立八尾翠翔高等学校
6 大阪府立西成高等学校
7 大阪府立松原高等学校
8 大阪府立堺東高等学校
9 大阪府立貝塚高等学校
10 大阪市立桜宮高等学校
11 大阪市立東淀工業高等学校

 この資料ではそのコースに何人とってもらえるかはわかりませんね。

 ということで、大阪府の担当部署に電話してきいてみました。大阪府のホームページは細かく担当部署の電話番号がわかるようになっています。しかし、私の疑問にぴったりな部署がわからなかったので、近そうなところに電話をしたら回してくれました。


 まずそれぞれのコース、1学年3人。3学年で9人。
 対象は知的障害のある生徒。療育手帳所持が要件。程度はA〜B2まで様々。
 教師数は担当教師は4〜5人。この中には自立支援コースの授業を主として担当しているという教師もいるが通常学級の授業も担当する場合もある。
 また他のコースの教師であっても専科制であるので、自立支援コースの授業を担当することもある。自立支援コース担当教師にすべてまかせておけばいい、ということにならないように配慮している。
 生徒も、通常学級での授業を受ける場合、4〜5人グループで受ける場合、個別(この場合、個別というのは1対1で、という意味なのかな?別に1対1にする必要も無いとは思うのだけど。1対5でそれぞれ個別課題をやってる、という形もありなので)の場合、といろいろある。

 なかなか理念としてはいいですね。

 う〜〜ん、学年3人という枠を広げられないかなあ・・・とは思います。






posted by kingstone at 14:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「障がい」などという交ぜ書きをしているような施策ですから,効果は上がらないと思います。法令上の「障害」それが嫌なら当用漢字制定以前の「障碍」とするべきです。ましてや「しょうがい」なんて表記する奴らを私は一切信用しません。
Posted by もずらいと at 2011年04月08日 23:14
もずらいとさん、どうもです。

|「障がい」などという交ぜ書きをしているような施策ですから

なるほど。そこには気づかなかった。

まあいろいろあっちの意見を聞いたり、こっちの意見を聞いたりいろいろあるのでしょう。

Posted by kingstone at 2011年04月08日 23:23
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