「今日は車イスに乗る」
と言います。で病院内に置いてある誰でも使っていい車イスを持ってきて乗ります。今日診察が終わって帰る時の母の言葉。
「車イス。座った時は楽や、と思うけど、長いこと座っていたらしんどいなあ」
これは備え付けの折りたたみ式車イス(お上の基準で「折りたたみできること」が必要になっていたはず。そのため「片付ける場所」は狭くていいものの、強度が落ち、コストが高くなる面もあります)が柔らかいビニールの座面であるので負担がかかるのですね。ある程度の硬さのある曲がらない座面(のっけてるだけでもいい)があるとずいぶん違うのですが。
赤星選手は現役時代、自分の盗塁数と同じ台数の車イスを寄付して来たので有名です。現在もやってはるとか。
ボランティアは生涯現役 ACジャパン テレビCM 赤星憲広
14秒〜15秒あたりに赤星選手が車イスにサインしているシーンがありますが、単なる折りたたみ式の車イスであるようです。
このタイプは「取り敢えず」「緊急に」使うものであって、長時間使うものではないですね。
肢体不自由特別支援学校では個人に合わせて座面を作ります。もちろん「とりあえず」で使う場合は、「個人に合わす」までは必要なくて、「みんな同じ」ものでいいと思いますが、少々固めの座面があったほうがいいです。
今、4月8日現在だと、東北・関東地方で「車イスが流されてしまったからとりあえず欲しい」という場合はその限りではないでしょうが、他のある程度ゆき渡った地域だと、車イスの台数が少なくなっても座面も一緒に寄付して頂いたほうがありがたいんじゃなかろうかなあ、と思います。
あ、私、福祉機器業界のまわし者です(笑)
ラベル:車イス 寄付
ただし,これは日本の車いす製作助成のシステムもかかわっています。3年ごとに新しい車いすを作り替える代わりに上限が低いのです。欧米は青天井の代わりに助成は1回です。
|確実に側わんを進めます。
そのように思います。(どうやったって進む人もいるでしょうが)
公的な規格がちょっと変ですね。