こんな日でも、メルマガは出します。届くかどうかわかりませんが、被災地のみなさん、頑張れ!たいへんだけど、阪神大震災を知っている私達にいえるのは、何年も何年も掛かるかもしれないけど、復興するということです。でも、今は、危険が無いように、少しでも落ち着いて過ごされることです。
携帯から「月がまわってくる」http://ameblo.jp/haruyanne/ に、緊急の場合のメモ帳の使い方を、アップしています。★がコミュメモを使っている画像です。
もし、緊急の場所に居る、家でも非常時を過ごしているのであれば、一番にすることは、「一日のみとおしを立てる」です。みとおしメモで、現時点からこれからの本人の予定をスケジュールします。これが命綱。
そして、簡易な巻物カレンダーを作り、地震のあった昨日から、どこで過ごす、なにがあるなどを記していきます。本人が知りたい情報、学校が再開する、自宅へ帰るというようなことは、多めの日数を、まずはどこかに記入してみましょう。
一番見やすい場所に、このスケジュールとカレンダーの二つを貼ります。
あと、アナログ時計を置くと、時間はとけいメモとのマッチングができます。
してはいけないことがあったら、○×メモで、外に出ない× 部屋の中で遊ぶ○という風にしていいことを、必ず一緒に伝えましょう。
テレビは、地震や津波のニュースになっています。子ども番組が楽しみなお子さんには、「地震や津波で日本中が困っています。子ども番組がありません。残念」と書いて説明してください。それから、他のできる遊びを提案します。
理由や説明は、どうしてメモや、四コマメモを使うとわかってくれます。
また、コミュニケーションには、おはなしメモやおはなしツインで筆談をします。こういう緊急なときほど、本人が選んだものができる、得られるは、気持ちを楽にします。えらぶメモで、食べ物や行き先などを選んでもらうといいです。
したいことやする予定があって、今の状況でできないときは、「春休みは地震で街が壊れてできません。@@へは夏休みに行きましょう」と行ける行けないは関係なく、見える形で約束して安心させてあげてください。
さて、避難所など公共の場所に居るときは、できるだけ隅っこを選んで、敷物を敷いてその上に名前を見えるように書きます。そのエリアが、家族や自分の場所にしてしまいます。入れるかごを決めるとか本人の使うものは、人と兼用は避けましょう。「マイ・水バケツ」「マイ・食料」にしてあげると人介入が減り、安心します。
エリアの近い場所に、ひとりイスを置いてカームダウンに使うといいかもしれません。毛布など包まれるもの。そして、イヤマフなどの感覚を緩和するグッズは必ずそばに。それから普段からの癒しグッズや安心アイテム、遊び道具を持っておくこと。
<時間軸支援、場所軸支援、感覚緩和グッズ、コミュグッズ。それから、ご褒美(終わったらなにがあるか)>…この五つを準備してください。それが、仲間はずれにしないということです。
困ったことがあったら、おめめどうのメールに返信ください。下記にある番号へファックスでもいいです。支援のアイデアは考えます。繋がっています。どうぞ、気持ちを少しでも楽に、お子さん、ご家族が、無事に乗り切られますように。
◆◆◆おめめどうのE-MAIL:haruyanne@omemedo.tanba-sasayama.comおめめどうのFAX:079−594−4667
今回の震災をニュースで知り、改めて被災した場合に知的障害を持つ子供に対してどう対応したらいいのか考えた際に、ネットで検索して辿り着きました。
改めて視覚支援の重要さを認識した次第です。気付かせて下さりありがとうございました。このメルマガもとても勉強になりました(親子故に日々接してると忘れることが多いものなのですね)。
時節柄どうぞご自愛下さいませ。
kingstoneです。
ハルヤンネさんの「自閉症や発達障害の人に震災時・避難時何をどう伝えるか聞くか」
http://togetter.com/li/110662
も役に立つことと思います。
私のブログの記事は基本的に転載可です。