私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2011年03月11日

自傷に対応する

 大昔の話です。
 
 特別支援学級にいた頃。


 こんばんは。◯◯です。

> あと、自傷行為について、
> 改善された具体例などありましたら、教えてほしのですが。
> *自分の体に傷をつくって、流れる血を人に見せる。
> *自分の手を他児に無理に噛ませる。。などがあるのですが。

 以前担当した子供でおかあさんに自分の手にはさみをあてているところを見せるいう子どもさんがいました

 お母さんの意識をこちらに向けたかったようです。
 いつでも、呼べば来てくれるんだと言うことがわかるとこういうことは少なくなったようですが・・。呼び方もわからなかったのでしょう。

 その後はわざととがったところに自傷行為をすることがありました。

 とにかく、今の状況を分かりやすくすることにつとめました。
 部屋の真ん中に戸棚を置いてクラスの子供とも離れていたいときは離れられるようにしました。

 活動への参加の仕方は小さな授業の変化も絵とか写真とかで伝えました。
 それで良いかどうかを聞きどうしてもイヤならしばらく待って本人が動き出してから参加してもらいました。

 これだけでもかなり、自傷行為は減りました。

 暇な時間を作らないようにもしました。というか、好きなものをちかくにいろいろ用意しました。そして暇なときはそれをして良いというように・・・。本人のスペースにはキラキラした物やころころしたものすきなものをおきました。今でもその中のおもちゃを彼は大切にしてくれています。

 それからそのおもちゃを今の担任に出してもらうために「おもちゃちょうだい」と話せるようになりました。

 私の持った2年前は写真トントンだけだったのに。好きなことがあるってすごいですよねえ・・。

 全然根拠はないですが悲しいほどの自傷行為をする子供さんは他害行為をその前にしたことがありそのときに納得できないまま止められている(叱られている?)ことがあって、他がダメ=自分を傷つけるしかないになったのではないかなあと思えることあります。

 だからつらいです。うまくすすむといいですね・・・。

 マカトン法の初級講座がたしか5月に京都でありますが・・。もう一杯かも・・。でもキャンセルの出る可能性もあるので確認されてはいかがですか?この講座に私の仲間が行きます。もし会ったらよろしくね。
posted by kingstone at 06:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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