私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2011年02月20日

自ら表現してくれる

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 こんにちは、◯◯です。

 三学期終了した日、□□はしたいことを決めていました。

 昨日車で学校からかえる途中、「ケーキ作りしたい!」と言ってきました。
 だいたい、学期終了の日は、こう言い出します。それが□□の決めた〆なのでしょう。

 で、材料がないので「買い物に行きましょう」と言うと、「お母さん買い物、□□お留守番」と言います。

 □□はスーパーでの買い物が嫌いです。それは、知っています。

 でも、「なんで、□□の作りたいものを、私が買い物にいかなアカンのん」と私の方がだだをコネ、「□□が行きます」と言うと、「イヤだ!」「一緒に行こうよ」「ダメだ!」

 車を降りて、部屋に入ってから、□□が「紙」と言いました。

 紙を出してあげると、ペンを持ってきて『□□、おるすばん』『おかあさん、かいもの』と書きました。

 いつも、私が紙に書いて示すと、自分がしぶしぶ納得してしまうので、□□も逆襲!紙に書きさえすれば、聞いてもらえると思ったのでしょう。

 「なぜ、行きたくないの?」と尋ねました。もちろん理由はわかっているけれど、□□に答えられるかな?とフッと思ったからです。

 反応はありませんでした。聞いているようないないような、わからないそぶり。

 ペンを持っていたので、「じゃ、書いてみてよ」と言うと、
 『なぜ、行きたくないの?』と書き、それを声に出してから、『うるさい』と書きました。

 文字にして、読めば、理由が答えられるンだ…凄いな。

 聞き言葉は、ホントに、□□にとって、すぐに消えていく煙ようなものなんだと思いました。

 買ってきて欲しいものを書いてくれたので、そのリストを持って、私が買い物に行きました。

 久しぶりにオーブンを使って、甘い香りが漂う午後でした。
 今回もイチゴのケーキが上手にできました。

追記
 □□君は、決して高機能自閉症とかアスペルガー症候群とか呼ばれる範疇のお子さんではありません。なのになぜ「自ら表現すること」ができたのか、というあたりを読み取って頂けたらありがたいです。
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