私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2011年01月18日

震災 1995年1月23日

 その後、ずっと被災地を回っていましたが、おむつを手に入れられないということが深刻になっているのがわかりました。そこで、私は教頭先生に「ではパソコン通信で校名を出して援助を呼びかけてもいいか?」と尋ねると、たぶん教頭先生はあまりイメージ的にはピンときていなかったと思います。「あ、ああ、まあ何でもええで」

 ということで、以下の文をノートパソコンですぐに作りました。そして教頭先生の机の上にある電話機からモジュラージャックをプチッと抜き、持ち歩いていたモデムに差し、その場でアップしました。その後の事態は私の想像をも超えていましたが。

 なお、私のハンドルネームkingstoneはペンネームとして高校生時代から使っていたものであり、実名で登場するのは今で言えばかえって「なりすまし」みたいで変な感じがしました。IDを見れば同一人物とわかるのですけど。



kingstoneの実名    ある地域の肢体不自由特別支援学校より
(18) 95/01/23 12:09 コメント数:2

現在、子供の家庭に連絡を取り、また家庭訪問し、今現在何が必要かをさぐっています。今後品目も増えるかもしれませんが、今の時点で紙おむつが不足してきています。厚かましいお願いですが、自由に買える地域の方で送っていただければ、こんなにありがたいことはありません。

緊急に不足しているもの。
紙おむつ。
サイズ L・XL・大人用

 学校名  住所
      電話・ファクス番号
 関連校

で、共通の問題です。もし送って頂けましたら、そこから各教師なりが子供たちに配付することができると思います。よろしくお願いします。

しかし、郵便小包で荷物は着くのだろうか・・・郵便もかなり回復してきているとのことですから、何とかなるとは思うのですが・・・。もちろん直接届けばそれが一番早いと思いますが、ある地域の教育委員会や救援対策本部宛に送って頂いて上の注意書きにでも「学校名用」とでも書いて頂けるとこちらに回ってくるとは思います。

よろしくお願いします。

連絡先
学校名 教諭 実名
 電話・ファクス番号
※ ただし家庭訪問などで学校にいない時も多いです。

また他のネットへの転載など一切ご自由にお願いします。特別支援学校の教師の方などは所属長などにご協力要請願えればありがたいです。


 ところで、この文で私は結構深刻な文の書き方間違い(?)をしています。
「サイズ L・XL・大人用」ここ、本当はこう書くべきでした。「サイズ 子供用のX・LX  大人用」
そのため、大きめのサイズはたくさん来すぎて困りましたが、高齢者用施設などに渡すなど、すべて活かして使わせて頂きました。

 また先ほど調べていて打ち間違いを後ろで文字を修正しているところがありますので、すべてオンラインで打っていた可能性があります。


kingstoneの実名 ありがとうございます。
(18) 95/01/23 17:51 07712へのコメント

○○さん、□□さん、ありがとうございます。

今日も家庭訪問に行って来ましたが、それぞれの家庭で必要なものも足りないものも違うようです。あるところではある物資がもう余っているのに、他のところでは足りないというようなところがあります。

学校も紙おむつは購入すべくがんばろうとしているのですが、しかしお役所しご・・ゴニョゴニョ・・・

家庭訪問に行った先では、逆に親御さんから私の方が励まされました。


知的障害特別支援学校の教師より

近況報告(1月22・23日)
(18) 95/01/23 21:27

 大きな余震はあるのでしょうか。あるとしたら、いつ、そしてどれくらいの大きさなんでしょう・・・いま、いちばん気がかりなことです。
 大きな余震があってもいいように、地震の日以来、パジャマではなく、トレーニングウェアで寝ています。枕許には懐中電灯と財布と車のキーが置いてあります。本棚から落ちた本は、元に戻さずに段ボールに詰めました。
    
 私の学校では、明日から授業再開の予定だったのですが、道路のひどい渋滞でスクールバスの運行が確保できそうになく、電車も大混雑していますので、もう1週間程度様子を見ることになりました。
 災害に遭った児童・生徒やその家族の救援もしたいし、被害の少なかった児童・生徒の授業の再開を一日も早くしたい・・・という板挟みの状態です。
    
 今のところ、生徒が小学校などの避難所での生活に適応できなくて困っておられた2家族に、わが特別支援学校を避難場所として使ってもらっています。他にもそういう家族がたくさんあると思うのですが、交通事情のために、十分状況を把握できないでいます。いま手分けして、避難所をまわっていることころです。
 特別支援学校にさえ来てもらえば、食料、日用品等、大抵のものは手に入る状態になりました。
 やはり、一般の避難所では、心身の障害など、個々の事情の細かいところには対応できないことも多いと思います。避難場所が自宅から遠くなってしまいますが、被害の少なかった地域の特別支援学校が、障害児を持った家族に対応することは、意義のあることだと思っています。
    
 とても気になっていることがひとつ。
 てんかんなどの常用薬がスムーズに手に入るのかどうか・・・
 大きな被害に遭った人はもちろん、被害は少なくても、いまの交通状況では、かかりつけの病院にすんなりと行けません。中には、薬の間隔が開いてしまうと、命にかかわる発作が起こりかねない子もいますので、事態は深刻です。今日電話で話したお母さんは、今月いっぱいの分はあるけど、それから先の分は今月中に病院に行ってもらわないといけないと言っていました。ところが、その病院というのが、ずっと「復旧のめどが立っていません」と言われている交通機関を使わないといけない所にあるのです。
      
 考えてみると、かつて勤務していた、東京都の特別支援学校では、教室に防災頭巾やヘルメットを備え、水や食料の備蓄をし、災害用の無線機も設置してありました。それに比べると、兵庫県や神戸市では、そういう点では、全く無防備だっと言わざるを得ません。
 もし、今回の地震が、授業中にあったとしたら、何もない中で、何日も学校で生活することになったに違いありません。
    
 #7690 クニさん
    
 我が家は神戸新聞をとっています。神戸新聞本社は壊滅的な被害を受けたようです。西神の印刷工場は無事だそうですが、編集が全くできないんですね。TV欄は、京都新聞のものをそのまま借用していて、サンテレビより京都テレビの欄が大きいです。
 本当に大変な中で、努力されているのが、紙面からひしひしと伝わってきます。毎日少しずつページ数が増えているところです。


kingstone 近況報告
(18) 95/01/23 23:06

私の学校では今までは学校のあらかたの片付けと電話等による子供たちや教職員への安否情報の収集を続けていました。また一部の先生方が避難してこられた人たちへのお世話に泊まり込みであたってはりました。(残念ながら私は自分のケガ等のために何もできていませんが・・・)

ご家族でケガをされた方はいらっしゃるのですが、どうやら子供自身でケガをした者はいないもようです。ご家族のケガも子供をかばってというのが多いです。教職員の方もケガをされた方は少ないのかな?それともケガをして出てきているのが私くらいなので私が目立ってしまうのかな?しかし生死を彷徨っているというような者はいないはず・・・(まともに職員会に出れていないのでよくわからないの
です)家を無くされた方は子供にも教職員にも複数おられるようです。

遠くの地に避難した子供、転校してしまった子供もいます。

今日からは組織だって子供たちの家に家庭訪問に行き、くわしく必要なものを聞き出し、対処しようとしています。また避難されている方への対応と、登校できるようにするための準備も平行してやっていきます。

私自身のことを書くと・・・

まず夜眠る時には普段昼間活動する時のままで眠っています。今はウールのズボンにセーターとジャンパーを着たままです。まだこわくてジャージ姿になれません。やはり眠りは浅く、少し揺れると飛び起きてしまいます。

眠る部屋の天井からの電球ははずしてしまいました。

大きな災害の後はそのために繰り返し災害当時のことを思い出す人がいる、という話ですが、たぶん私もまさにその通りの例だと思います。あの地響きとガタンガタンという音、突然肩にきた痛み、そんなものをまざまざと思い出します。

物をためこむことの虚しさ、みたいなことも感じます。また人とのつながり、助け合うことの大事さありがたさ、を実感しています。ええい、パソコンのことなんか勉強しないぞ、もっと「人間」に直接かかわることを勉強するぞ・・・なんて思いながら今日、MacPowerを買ってしまった・・・

それと、ケガをしてしまって今やらなければならないことがほとんど何もできなく、そういうことはほとんど他人のお世話になってしまう・・・そのことの心苦しさ、つらさをすごく感じます。で、考えてみれば、こんな気持ち、肢体不自由を持ってはる人はよく味合わされてはるんでしょうね。そしてそうであるなら、開き直ってお世話になってしまお・・・と思いながらもやっぱり揺れてしまうところもあり
ます。

上の方で「kingstoneの実名」さんが「肢体不自由特別支援学校から」ということを書いてはりますが、ふむ、じゃあ、その学校の先生方(親御さんでなく)の自助努力はどうなっているんだろう・・・そんなことも考えてしまいます。あっ、こんなことを言うと大阪府の中川知事と一緒か・・・でもやっぱり思ってしまう・・・まあそれぞれの先生方の家の方も無茶苦茶やからここは全国の方に甘えてしまってもいいか・・・


kingstoneの実名 被災地の肢体不自由養護は・・
(18) 95/01/23 23:40

ある地域だけではありませんね。
西宮・尼崎・伊丹・・・そのあたりはどうなのでしょう。




posted by kingstone at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 阪神・淡路大震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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