※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年12月23日

イタリアの学生暴動

 東京新聞の

イタリア各地で学生デモ 教育予算削減で首相退陣要求

というニュース。

「ローマからの報道によると、イタリアのベルルスコーニ首相の教育予算削減案に抗議する学生らが二十二日、国内各地で大規模なデモ行進をした。南部シチリア島ではデモ参加者の一部が県庁に投石して警官隊と衝突し、数人が負傷した。」

とのこと。イギリスのロンドンに続いてイタリアですね。

フィレンツェ田舎生活便り2 というブログの中の 学生デモとイタリア というエントリには

「公立を減らして私立を増やそうというベルルスコーニ首相の狙いに反対する学生や、大学の研究者達による反対運動がイタリア各地で行われています。

今のイタリアの良い所は、塾産業や私立大学産業などが存在しないこと、そしてそのために子供にかかる教育費がそれ程多くないことです。イタリア社会ではマイナス点も沢山あるし、上手く機能していない部分の方が多かったりするけれど、少なくとも子供にかかる教育費は日本と比べると断然低いと思います。
殆どの大学が国立であるということ、大学進学がそれ程子供の成長や家計にプレッシャーを与えないという現在のイタリアの状況は、評価されるべきだと思うのです。」

とあります。別のソースではイタリアの若年者の失業率が24%だとか。そのための不満がたまっているそう。

 う〜ん、どこともやなあ。

ロンドンでの学生と警官隊の衝突 大学の学費値上げで


posted by kingstone at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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