※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年12月16日

イギリスの教育事情

THE BRADY BLOGから

ボヴァリー夫人と定規の目盛り

「英国では“異様に算数が得意な人”と見なされてしまう日本人」

 そうなんや。

「わたしは某リベラルチャリティー系教育機関でAdult Numeracyの教員補助として時々ボランティアしている。」

 そういうのがあるんや。日本だと夜間中学で識字学級とかある、あの感じかな。

「はっきり言って、日本なら不合格になる12歳はいないだろう。というような超ちょろい算数のテストに合格するために勉強しているイングリッシュ・アダルトがどれほどいることか。」

「実際に24+8を前にして手も足も出なくなっている英国人の大人がずらりと並んで座っているのを見た時には言葉を失った。」

 う〜ん。西原理恵子さんが九九の七の段からできない、10個買ったらいくらか計算できない、とかいうのをギャグにしてはりますけど、「読んでるみんなはできるはず」というのがあるからギャグにできるわけで。こりゃ「しゃれにならん」状態ですね。

 特別支援学級だったら・・・できる子には繰り返しドリルをしたり、物を使って感覚つかんだり、でできない子だったら、そのままで買い物ができたりする方法を教えるけど・・・上のエントリでも「どうもお店で買い物する時に相手にいつもごまかされてるみたいだから計算できるようになりたい」とかいうのも書かれてますね。

 日本のコンビニとかお店だったらまず誤魔化さないだろうけど。

愛着理論 第4章 独奏5

 には階級(あるいは住む地域の問題)が書かれてますね。


日本の国立大学の学費も上がるかもという話 大学進学率の話と

ロンドンでの学生と警官隊の衝突 大学の学費値上げで
posted by kingstone at 13:29| Comment(4) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
1 ■日本人というより日本語が...
 初級の算数には有利なのですよ。九九なんて妙にリズム感ある記憶法があったり、1から10までは和語と漢語が混用(「いち」と「ひとつ」)されているものの11以降は規則正しいですし。<br /> また、欧米は計算尺とかが普通に使われるので自分で計算する機会が少ないとか、買い物なんかでも「足していくら」という発想でなく「総額から引くという発想」らしいので、日本人がよくやる、2,832円の買い物に5,032円出されると混乱するとかいろいろ要因があるようです。<br /> 欧米は交通機関の料金もけっこう均一だったり、日本に比べて計算が必要な場面が少ないのかもしれませんね。</p>
Posted by もずらいと at 2010年12月16日 18:58
2 ■Re:日本人というより日本語が...
>もずらいとさん<br /><br />|初級の算数には有利なのですよ。<br /><br />ははあ、なるほど。<br /><br />|計算尺<br /><br />!!私は現役で使った世代です。でもあれって細かい端数計算はできないですよね。<br /><br /></p>
http://ameblo.jp/kingstone/
Posted by kingstone at 2010年12月16日 20:10
3 ■&gt;日本のコンビニとかお店だったらまず誤魔化さないだろうけど。
ヘルパーさんを使って地域生活してる肢体障害者で聞いた話なんですが、<br /><br />ヘルパーさんにサイフを任せたらどう考えてもおつりが少ないとか<br />部屋の筆記具や食材が消えていくとか<br /><br />そういうのってどうなのかなぁと。<br />知的に障害があるわけではないんですよ。<br />舐められないために自分でサイフを店員に渡すとか、当のヘルパーさんを駆使して物品チェックの時間をつくるとか、目に余るならチェンジ(解雇)するとか<br />そこまで渡り合ってこそ自立生活じゃないかと聞いるだけで言っちゃいけないんでしょうが、そう思いました。</p>
Posted by みやび at 2010年12月17日 09:06
4 ■Re:&gt;日本のコンビニとかお店だったらまず誤魔化さないだろうけど。
>みやびさん<br /><br />むむむむ・・・・<br /><br />ただ、渡り合うのがむつかしい人もいるなあ・・・<br /><br /></p>
http://ameblo.jp/kingstone/
Posted by kingstone at 2010年12月17日 10:06
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック