「構想によると、大卒者に与える免許は「基礎免許」とし、大学学部段階での教職課程修了を証明するという暫定的な資格にとどめる。取得者は教員にはなれるが、担任に就かず校務や授業を補助する役割とする。
一方、正規教員につながる「一般免許」を取得できるのは、教職大学院や、大学院の教育学研究科修士課程を履修した人を想定。」
そんなことしたらいかんわ。
今でも修士だと免許のレベルが上がるはず。
それで十分です。
法科大学院・臨床心理士指定大学院の失敗から学んでない。
高卒でも適切な訓練を受けりゃいいだけ。
特に特別支援教育についてそう思うなあ。
(もちろん、例えば肢体不自由特別支援学校に体は動かせなくても微分・積分などを理解する、あるいは学びたい生徒が来て、そういう生徒に教える場合はそれなりの教師が必要になるでしょうが)
もちろん、実践を積んで、その後大学・大学院に行く、という道はおおいに開いておいて欲しいですが。
ほんと、まずもって家庭的・金銭的に恵まれていなければ教師になれないような壁を作るというのはまったくの間違いです。
不登校・引きこもり・特別支援教育・モンスターペアレント問題、そういったものを解決するのは座学じゃありません。
じゃあ現場実習をどんどん入れろって言うかもしれませんが、お金をもらって責任を持ってやってこそ身につきます。
ほんと、文部科学省、何を考えているんだか・・・
制度開始から10年以内に破綻します。間違いなく起きるのは「教員志望者の激減」です。薬学部が4年制から6年制になってどういうことが起きたか考えれば分かります。フィンランドあたりの真似っこなのでしょうが国情が人口その他違いすぎます。人口500万人強の国の制度を少子化とはいえ一億二千万人の国が真似したら破綻します。小学校の児童数だけでフィンランドの総人口より多いのですから。<br /> 教員免許状も有効期限付きとしてしまいましたので10年後は教員が足りなくなって「やっぱり無期限」になったりしかねません。教職に就かないのに「ペーパー・ティーチャー」しますか?10年に一回、数万円の更新講習費と5日くらいの日数が必要なのに。<br /> 「インテリ」で「秀才」かもしれないけど、「常識」がない官僚が考えそうなことです。</p>
>もずらいとさん<br /><br />| 「インテリ」で「秀才」かもしれないけど、「常識」がない官僚が考えそう<br /><br /> あんまり官僚の悪口言いたくないですけど、こればっかりはそう思います。少なくとも小学校教師の体験など無い人が考えたのでしょう。<br /><br /><br /></p>
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