特別支援学級にいた頃。
kingstoneです。
勝手に余暇活動の相談にA君の家に行った時、○○さんからは最初は「料理は今回はいいです」ということでした。後でお聞きすると「家でやらせたことないし、難しいだろう」と思ってはったとか。
愕然・・・
これって学校・・・つまりは知的障害特別支援学校で過去4年間担任であったり同学年であったりした私の責任ですよね。私ゃもちろん「んなもん、できまっせ」と思っているけど、でもそれを授業では実現して来なかった。
今回みたいに「一人で料理を作りきる」みたいなのは、実は学校の授業でも取り組めると思うのですね。実際に現在の勤務先の特別支援学級では相棒と相談してできたし・・・
なぜ特別支援学校時代に私はできなかったのか。
1998年度後半のクラスだったら、そのまま続いていればどんどん取り組んでいけたと思います。若い人たちもどんどん勉強して行ってたし、また私が大きな方針を出すけど、若い人たちも私に反論したり議論をふっかけたりいっぱいしながら進んでいけましたから。
じゃあなぜその後できなくなったのだろう。
私も含めて遠慮して言えなくなるのね・・・相手も実は私にすごく反発しているのにそれをオープンに語れない・・。私も相手に言いづらい・・・
本当はきちんとレシピなども揃えて準備をした上で先生方にプレゼンをすれば納得して頂けたのだろうけど、そこまでようせんかった。
中学部に行けば今度は「学年裁量(クラス裁量)」の時間が少なくなってしまって、計画も立てられない・・・本当はかなり前から段取りして根回しすればできたのだろうけど、そこまでやる根性が私に無かった。結局私が悪いのだけどね。
結局は「基本的な考え方」と「相談する時間」の問題かな。