でポスター発表された hit1678 さんの発表のあれこれの様子がこちらにあります。
学会発表をしてきましたよー
中にある
「ドッグトレーナー」という職業が持つ機能とは ―リーダー論への批判を通して― (PDFファイルです)
で、当日使用したポスターを見ることができます。こういうファイルを作って大学へ持って行き
「A0版で印刷してね」って言えば印刷してくれるらしいですね。すごい時代や。
内容は私などはいつもTwitterで読ませて頂いていることなのですが、質問に来られた人から
「なるほど、対“犬”援助ではなくて、対“人”援助なんですね」
「これはとても面白いテーマですね」
「すごくわかりやすく、もっともな主張ですね」
などのご感想が出たとか。
hit1678 さんの主張としては
1. ドッグトレーナーとは、対人援助職である
2. 対人援助職であるトレーナーが、「リーダー論」なんか言っちゃいかん
となるそうですが、これって特別支援教育担当者にもあてはまるよなあ。
1.お子さんのあれこれを考えるのだけど、結局保護者の支援(援助)もするのだ。
もう脅したりするのは最低!ってことですね。「入学までには○○ができてなければ」とか。
2.にあたるのは・・・「治る論」かなあ??まじ「リーダー論」も一部ではあったりする。
もう「治る」「治らない」なんてどっちゃでもいいんだけど。「リーダー論」ってのは「従うようにしておかなければならない」ってやつね。そういうのもあったなあ。
自閉症に関してはもうTEACCHだとかおめめどうだとかあるんだから。
ほんま犬のトレーナーさんと特別支援教育担当者にも、いろいろ共通項があるもんです。
>もう脅したりするのは最低!ってことですね。「入学までには○○ができてなければ」とか。<br /><br /> そうですかねぇ。自分の信念で子どもを犠牲にしている親は多いですけどね。学校は公教育の使命として「公の人」を育てているわけで「親の僕」を育てているわけではないのですが。私は人によっては「脅す」はアリだと思います。それを画一的に行うのだとしたら教員側がバカですが。<br /><br />>自閉症に関してはもうTEACCHだとかおめめどうだとかあるんだから。<br /><br /> それで100%対応できるのならそうですがね。そこまでの力はありません。昨年の日本特殊教育学会のポスター発表で「学校時代はTEACCHにもとづく視覚支援や個別化でとっても成長したし、パニックもなくなったのに卒業後施設ではそのような土壌がなく問題行動も頻発した。コーディネーターを交えた施設側との話し合いでは「施設では学校よりマンパワーが少ないのにこんな学校だけで成立するような指導をしてきたためにこの子は施設で適応できなくなった」と批判されたという報告を興味深く拝見しました。<br /> TEACCHは「構造化や視覚支援が期待できない」施設でもやっていける自閉症児を育てているのでしょうか?と言うと「それは施設がおかしい」と答えが返ってくるでしょうが、施設って自閉症だけを対象にしていませんからね。視覚支援というのはやってみると分かりますがかなり手間暇のかかるものです。施設でその時間がとれなくて当然です。なおかつ、ダウン症候群の人なんかはそんな手間を要しません。<br /> 私がTEACCHに一定の距離を保っているのはこのような現実を踏まえてのことです。</p>
>もずらいとさん<br /><br />|視覚支援というのはやってみると分かりますがかなり手間暇のかかるものです<br /><br />これはもうおっしゃる通りです。<br /><br />で、どれだけシンプルにできるかの勝負でもあるような気がします。施設だとルーチン(視覚支援もそう替えなくて良い)の部分もかなりあると思いますし。<br /><br />だからこそおめめどうの商品をお勧めするわけです。<br /><br />「脅す」については・・・なんていうか、私は宗教話も好きなのですが、「脅す」系はどうしても好きになれません。<br /><br /></p>
http://ameblo.jp/kingstone/