※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年10月31日

食事指導について

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 ○○さんどうもです。
 kingstone wrighting by iPAQ です。

 給食指導のさいのベテラン教師の対応、目にうかびます。
 ここから持ち出せない話ですね。
 私の場合は、ここにも書けない話がいっぱい・・・

 あっ、でも本当にここ3年ほどで某知的障害特別支援学校も変わって来てますんで、保護者の方はそれほど心配はないと思います。

 公平のために書いておくと、スプーンをロにつっこむのは、特別支援学校1年目の私もやっていました。

 給食の時間は子供にとっても私にとってもとても嫌な時間でした。

 1997年に学年で「残す意思表示をした残してもいい」という指導を提案したら見事に否決。

 1998年の途中からもう学校をクビになってもいいと思っていろいろ取り組みはじめ、私の学年は残してもいいんだ、と宣言してから、お互いとっても楽になりました。(教師は確実に、たぶん子供もだと思う)

−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 とか言いながら、公開のブログに書いてしまってますねえ。

posted by kingstone at 09:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
1 ■これは難しい...
 私は、前年度まで本人の意思を尊重して無理をせず、毎食出された3分の1食べたら御の字という肢体不自由の女生徒の食事介助(両手が使えないので全面介助)を任されました。<br /> 咀嚼力はちゃんとしているので、ちまちまとしたちっこいスプーンじゃらちがあかないのでカレースプーンで「はい、大きく口を開けて」と食べさせたら「先生は鬼ですか!?」と言うので「そうだよ」と返したら意外なリアクションだったらしくその後はバカな質問や会話(保護者が堅物だったら訴訟されるような内容も含まれていました)で食べるようになりました。ただし、基本的には嫌いなものがあって拒否しても「ダメ」で通していました。<br /> その結果、体重はたいして増加しませんでしたが内蔵の機能が向上したらしく、摘便の必要がほとんどなくなり、低体温が解消し、保護者から感謝されました。<br /> 本人に「どうして食べる気になったの?」と尋ねると「先生のトークが面白いからです。中学部の時の先生はイケてませんでした」とのこと。<br /> たぶん「鬼」と言ったら今までの先生は「そんなこと言わないのよ、先生はあなたのためを思って言っているのよ」とか優しく、しかし長く道徳的な話をしていたのでしょう。私みたいなリアクションをする先生はいなかったのでしょうね。<br /> ただ、私の基本方針は「出されたものは全部食え」で、その意味では強制的な話です。<br /><br /> 最後の年は私は担当からはずれ、卒業しましたが、今でも別に私じゃなくても普通に食べられているようです。「バカ話をしながら介助するのがよい」というのが支援計画に載っているのかもしれませんが(担任ではなかったので細かいとこまでは分かりません)。<br /><br /> 結局「残すのを認める認めない」が本質なのではないのだと思います。私は「どうやってだまして全部食べさせるか」という人間なのでしょう。</p>
Posted by もずらいと at 2010年10月31日 10:40
2 ■Re:これは難しい...
>もずらいとさん<br /><br />|先生のトークが面白いからです<br /><br />古今亭志ん生ですね。まさに。<br />で、大事なことだと思います。<br /><br />|結局「残すのを認める認めない」が本質なのではないのだと思います。<br /><br />本質はそうですね。<br /><br />|私は「どうやってだまして全部食べさせるか」という人間なのでしょう。<br /><br />これはとっても難しい技術・思想がたくさん含まれていますね。古今亭志ん生になるのは難しい。桂文楽ならひょっとしてなれるかも、みたいな。<br /><br />私はより簡単な知識・技術を勧めたいと思います。<br /><br /></p>
http://ameblo.jp/kingstone/
Posted by kingstone at 2010年10月31日 11:13
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