私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年10月24日

吉野邦夫先生の講演(自閉症の人に読んでもらう言葉 I am proud of myself など

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 kingstone by iPAQ です。

 今日の吉野先生の話、むちゃくちゃ良かったです。

 すんげえ重いのかな、と思っていましたが、そんなことはなく、明解かつ、すっきり整理できる、って感じでした。

 くわしくは、・・・っていうか、思ったことは、また親指シフトキーボードを
使って書きますが、ほんま行って良かったです。

 滋賀のお母さんたちにも会えたしね(ニコ)

 懇親会にも呼んで頂け(もちろんお金はらったよ)「萩の杜」の松上さんと知りあえ、夏に研修に行かせてもらう約束もできました。(うれしい)

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 kingstoneです。

 吉野邦夫先生の話、素敵でした。

 国立秩父学園、ここは国立の入所施設なのかな。
 お医者様で鳥取大学の講師をされたりしてはって現在は秩父学園の園長をしてはります。

 まず吉野さんが模索された様々な療法(受容法・行動療法・言語訓練・感覚訓練(これはモンテッソーリ法など)・言語認知学習(太田のステージっすね)・感覚運動学習(感覚統合やムーブメント))についての話があり、実はそれぞれいいところがあるんだ、という話がありました。

 だから大喧嘩をしてもあまり実りが無い。自分たちとしては周りを育てようというお話でした。

 ついでに書くと「母親は3人育てなければならないと言われます。子ども・父親そして教師です」という話も・・・ただ3人ですまないですね。教師は下手すると毎年変わるもの。

 ノースカロライナに行かれた時の「なるほど、良かった」というエピソード。

 日本から行った人たちがジェンカを踊ると、あちらの多くの自閉症の人たちものって一緒に踊りだした。しかし踊らずサラダを食べている人たちも少数いた。誘ったが「No」の一言。でショプラーさんも他のみんなも「別にそれでいいじゃない」

 これ、うちの学校でのエピソードを思い出します。体育館でみんなで電車ごっこをしていました。そこに入れようとするが動かない自閉症のお子さんがいました。担任はとても優しい人なのですが、何度も何度も誘います。それがいいことだと思っているから。言葉だけでなく引っ張ったりします。ついに自閉症のお子さんは苛立って、側にいた子を蹴飛ばしました。するとその優しい担任は突き飛ばすようにして彼を押し倒し、「何すんねん!」と叱りつけました。担任はものすごく興奮していましたが、まあそれ以上のこと(さらにたたくとか)はありませんでしたが・・・

自閉症の生徒を押さえ込んだ話

 ノースカロライナに行かれた時の写真の中に面白いものがありました。説明もあったのですが、そこには

 Brave and Calm

 I can do it

 I am proud of myself

と書かれています。一番上のはどう使うのか聞いて来られなかったそうです。二番目のはすぐに「できない」とか言ってしまう方に「○○します。私はできます」ということを書いて読んでもらうようにするとできるのだ、ということです。でできたら「私は○○できた。私は誇りに思う」と読んでもらうとか。なるほどお。

 うーん、一番上も知りたいぞ。

 教師に対しては厳しい言葉が続きました。

「教師は見事なデストロイヤーをしてくれる。就学前3年積み 上げてきたものをものの2か月でつぶしてくれる」

「教師は自分の流した汗を自分で誉めている。しかし本当はどうしたら援助を少なくしてできるようになるかを考えるべきなのに」

 よくわかります。私も実体験があるから・・・半年かけて積み上げたものが2週間で崩れました。

 逆に言うと教師が勉強したら、ほんとすごくいいことができるはずなんですよね。

 保護者や指導員や教師に対しては「reframe」というか、枠組みを変えるというか、今までの常識を変える、みたいなことを望むとか。

 で、これは教師や職員に対してでしょうが、「ブレーキを作る」「一匹狼はいらない」ということを強調してはりました。ふむ・・・私、自分なりにものすごくブレーキをかけつつ行動しているつもりはあるのですが。

 前任校の方は「kingstoneを押さえていた」と言って下さってますが。これでもものすごく自分を押さえてやって来ていたつもりもあります。しかし結果的には一匹狼(実はネットワーク上では一匹ではないのですが、職場では表では一匹狼風ではありました。影の支援者は多かったようですが・・・でも表に出て来てくれないと見えない・・・)

 ふーむ、むつかしい。

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 kingstoneです。

> まず吉野さんが模索された様々な療法(受容法・行動療法・言語訓練・
>感覚訓練(これはモンテッソーリ法など)・言語認知学習(太田のステージ
>っすね)・感覚運動学習(感覚統合やムーブメント))についての話が
>あり、実はそれぞれいいところがあるんだ、という話がありました。
>
> だから大喧嘩をしてもあまり実りが無い。自分たちとしては
>周りを育てようというお話でした。
 
あっ、でね、いったいどういう場面でどう有効なのか、とか逆に言うとどういう場合には無効なのか、というような点についてわかってないといけないのか、というあたりが大事になると思います。

 で、私自身は今までに(対象が自閉症の方というわけではなく)ロジャース的なカウンセリング・ユング的な(箱庭や夢を使う)カウンセリング・動作法・インリアル・感覚統合・抱っこ法などを自ら体験したり実践したりする形で勉強して来たことをたいへんありがたいと思っています。少なくとも私にとってすごく役に立っています。

 で、その後に自閉症の方に出会い、TEACCHに出会ったことをこれまたありがたいことと思っています。

 順番が逆だったら、TEACCHだけでも奥が深く、やらなきゃいけないことはいっぱいあるし、勉強しなけりゃならないこともいっぱいあるし、上記のような様々な体験的学習ができなかったろうと思いますから。

 受容的交流療法については私は勉強したとは言えないです。やってる方から学んだこともあるのですが、しかし本も2冊しか読んでないし、何よりその方たちから私に頂いた言葉を思い出すと「もういいや」という気持ちになってしまうのですね。

 で、ここでも吉野先生の「大喧嘩をしてもあまり実りが無い」というのを思い出します。

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他の方の記録からもおすそわけ

「シングル・フォーカスの人に対しては、何を教えようとしているのか、ターゲットを明確にして接しなくてはいけない。」

また、TEACCHの一番すぐれている点は「コミュニケーションの育成」にある。
「自閉症ほど人との関係が重要な障害はない。」

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追記
 「萩の杜」は日程が合わず、残念ながら研修に行けませんでした。


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