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この画像使っていいんだろうか(アセ)
叱られたらすぐ削除しますんで。
「この世でいちばん大事な「カネ」の話 西原理恵子著」
でグラミン銀行やマイクロファイナンスが出てきたので思い出しました。
NHKで
ヒューマンドキュメンタリー「“小さな金融”が世界を変える」
を見ました。私は「総合」で放送された時に。
枋迫さんは東京銀行の社員として中南米に居た時、現地の人と仲良くなって家に招待されたとか。
そして食事を出してくれた。子どもが「あなたが来ると嬉しい。肉が食べられるから」と言うのだけど、どこにも肉は無い。よく見るとスープの中の小さな点が肉だったと。そして枋迫さんは何とかしたいと考え出します。
そして銀行を退職し、アメリカで移民相手の送金代理業やマイクロファイナンス(小口金融)を始めます。武器はIT化による手数料引き下げ。
またお金を貸す時は当然査定するわけですが、その基準は「どれだけマメに送金しているか」「どれだけきちんと返しているか」
基本的に「相手を信じる」のだけど、もちろん無条件では無い。枋迫さん的にどれだけ相手が信用できるかは厳しく査定しているわけです。そこらへんが新銀行東京なんかと違うところかな。
印象的だったのは、引っ越し費用として3000ドルだか借りに来た人に、担当者もいるけれど、枋迫さん自身が出て行って
「もし返せなくなっても逃げないで下さい。いつでも相談しにここに来て下さい」と言っていたところ。
会社が小さいということもあるのかもしれませんが、消費者金融の会社に借金しに行って、社長自らが出てきてそう言うすごさ・・・
またいろんな国の銀行に提携の話を持って行かれます。
そしていろんな街を自ら歩き回り、そこにいる人たちといろんな会話をします。移民で求職中の人とも。
開発途上国ではなく、アメリカで始めた、というのがすごいなあと思います。
現在の経済状況でどうなってはるかなあ・・・
あれれ、10月22日に90分番組があるって。
放送局:NHK教育
番組名:ETV特集「“小さな金融”が世界を変える〜ワシントン発 元銀行マンの挑戦」
放送日時:平成22年10月10日(日) 午後10時〜11時30分
※放送日は変更されることもありますので番組表をご確認ください。