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 あくまでも、私個人の意見です。

2010年08月13日

テイクダウン―若き天才日本人学者vs超大物ハッカー 下村努他著

 図書館で借りて来ました。

テイクダウン―若き天才日本人学者vs超大物ハッカー〈上〉/下村 努

¥1,575
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 もう今日が返す日だ(アセ)

 著者は下村努(計算機科学者・物理学者)
 ジョン・マーコフ(ジャーナリスト)

 下村努さんは2008年にノーベル化学賞を受賞した生物発光研究者の下村脩さんの息子。

 そして若くしてコンピュータ科学者として頭角を現し、1995年にこのテイクダウンに書かれた事件に巻き込まれます。コンピュータ犯罪者(クラッカー)として当時有名になっていたケビン・ミトニックに侵入され、それを追い、捕まえるというマンハントストーリーです。ちょうど

カッコウはコンピュータに卵を産む〈上〉/クリフォード・ストール

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 みたいな感じ。

 子どもの頃の思い出。

「ある日の夕食時、床にマッシュルームを落としたぼくは、それを拾い上げて食べた。すると父が言った。
『汚いぞ』
『ゴミなんて何もないよ』と、ぼくは言い返した。
 この問答は、父が僕を実験室へ連れていき、顕微鏡で汚れたマッシュルームを克明に調べるということで終わりを告げた。」

 ははは。目に浮かぶようです。
 しかし・・・顕微鏡で見てわかるような汚れが見えるかなあ。
 顕微鏡で微生物を見ようとしたことがありますが、よほどドロドロの緑色になったたまり水などでないと、見つけることができませんでしたが。

 下村氏は好きな教科はとことんやるが、他の教科は成績が悪く、態度も悪かったので高校は卒業できていません。しかしカリフォルニア工科大学に進み、リチャード・ファインマンの講義も受けています。それも本来大学院生向きで受講資格は無いのに直談判して許可を得てます。

「ぼくはすでに高校で並行処理のことを調べていたものの、ファインマンを通じて、現代のコンピュータは情報を連続的(シリアル)に処理しているということを教えられた。つまり、一度にひとつの指示とひとつのデータを処理しているということだ。これに対し、自然界では並行処理を行っているということを理解しはじめた。同時に、こうした並行処理は、科学者としての思考方法を壊すものでもあるということを考えるようになった。並行処理的(パラレル)な世界を探求するために連続的(シリアル)なコンピュータを使うことは、自然の簡潔性に覆いをかけてしまうことになりかねないということだ。」

 1982年頃の話ですね。

「ぼくが取り組むべきマシンはセレリティと呼ばれるUNIXの科学用ワークステーションで、1280×1024ピクセルの高解像ディスプレイを備えていた。」

 ほほー。1985年。25年前の話です。私が今使っているモニタも1280×1024ピクセル。20年以上たってやっと追いついた感じか。

 あとケビン・ミトニックを追いつめる時(1995年)ヤギアンテナ(八木アンテナ)が出てきたり、HP100が出て来たり、懐かしい感じがします。

 1995年は阪神淡路大震災がありオウム真理教事件のあった年。私はインターネットは友人が「すごい!パソコン通信の比じゃ無い!」と言うので始めたばかりで、あまり使えてなかった頃だと思う。

 同じ事件をケビン・ミトニック側から見た『FBIが恐れた伝説のハッカー』という本もあるそうなので、図書館で予約しました。







posted by kingstone at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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