本当のTEACCH―自分が自分であるために (学研のヒューマンケアブックス)/内山 登紀夫

¥1,890
Amazon.co.jp
この本はとってもいい本です。
実のところ、実践している方だったら具体的ヒントになるようなところもあります。
でもTEACCHを今までご存知ない方が、この本を読んでも、「おおそういう考え方かあ」と感動しても目の前の自閉症の人に対してどうしたらいいか、は実はわからないと思います。
私は知的障害特別支援学校に異動してきて、自閉症のお子さんを前にいったい何をどうしたらいいのか全然わかりませんでした。異動2年目にこれはあかん、と「自閉症」と名のつく本を片っ端から読んで生きました。TEACCH関連の本も2〜3冊はあったはず。そして考え方とか保護者と専門家の関係に感動しました。しかし・・・何をどうやったらいいか、さっぱりわかりませんでした。
私の頭が悪いのかなあと思っていたら、そらパパさんのブログでも
TEACCHを考える(2)
の中で
「しかし、これだけの情報に触れても、どうしても娘のための「TEACCHの療育プログラム」は自作できなかったのです。」
と書かれています。他のところも納得です。
なるほど、そらパパさんですらそうなんだ。
結局、2日間セミナーへ行って自閉症の人と実際にあれこれやって、始めて「はあそうかあ」と思いました。
TEACCHの2日間セミナーへ
で、始めてやったのはこんなしょぼいことです。
2日間セミナーから帰って来て1
それから自立課題学習を取り入れて行きました。
2日間セミナーから帰って来て2
で、実際にあれこれやってから、TEACCHに関する本を再読三読して「あっ、そうかあ」「なるほど」体験を繰り返すことになります。あと、講演会や自分で始めた研究会などで、講師級の先生方に質問して、また目からウロコ体験を何度もさせてもらうことになります。
そして「何も知らない新人さんたち」とどう協力してやってきたかは「過去の記事」シリーズに書いています。
う〜ん・・・だからTEACCHはむつかし過ぎてダメなんだ、とは思わないで欲しいのですが。
ほんと、ほんのちょっとしたこと、「見てわかるように伝える」をしてみること。そんなところから少しずつやっていけばいいと思うのですよね。それこそ今は見てわかりやすい書籍やDVDなんかも豊富にあるし、ネットにも情報はあるし、聞ける人もきっとおられると思います。
ほんま自閉症の人たちが楽に暮らせるようになって欲しいです。

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この本はとってもいい本です。
実のところ、実践している方だったら具体的ヒントになるようなところもあります。
でもTEACCHを今までご存知ない方が、この本を読んでも、「おおそういう考え方かあ」と感動しても目の前の自閉症の人に対してどうしたらいいか、は実はわからないと思います。
私は知的障害特別支援学校に異動してきて、自閉症のお子さんを前にいったい何をどうしたらいいのか全然わかりませんでした。異動2年目にこれはあかん、と「自閉症」と名のつく本を片っ端から読んで生きました。TEACCH関連の本も2〜3冊はあったはず。そして考え方とか保護者と専門家の関係に感動しました。しかし・・・何をどうやったらいいか、さっぱりわかりませんでした。
私の頭が悪いのかなあと思っていたら、そらパパさんのブログでも
TEACCHを考える(2)
の中で
「しかし、これだけの情報に触れても、どうしても娘のための「TEACCHの療育プログラム」は自作できなかったのです。」
と書かれています。他のところも納得です。
なるほど、そらパパさんですらそうなんだ。
結局、2日間セミナーへ行って自閉症の人と実際にあれこれやって、始めて「はあそうかあ」と思いました。
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で、始めてやったのはこんなしょぼいことです。
2日間セミナーから帰って来て1
それから自立課題学習を取り入れて行きました。
2日間セミナーから帰って来て2
で、実際にあれこれやってから、TEACCHに関する本を再読三読して「あっ、そうかあ」「なるほど」体験を繰り返すことになります。あと、講演会や自分で始めた研究会などで、講師級の先生方に質問して、また目からウロコ体験を何度もさせてもらうことになります。
そして「何も知らない新人さんたち」とどう協力してやってきたかは「過去の記事」シリーズに書いています。
う〜ん・・・だからTEACCHはむつかし過ぎてダメなんだ、とは思わないで欲しいのですが。
ほんと、ほんのちょっとしたこと、「見てわかるように伝える」をしてみること。そんなところから少しずつやっていけばいいと思うのですよね。それこそ今は見てわかりやすい書籍やDVDなんかも豊富にあるし、ネットにも情報はあるし、聞ける人もきっとおられると思います。
ほんま自閉症の人たちが楽に暮らせるようになって欲しいです。