私の関わりのある法人

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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年07月26日

トップダウンとボトムアップ

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 kingstoneです。

 特殊教育学会で触発されたことを何とか言葉にしようとしています。
 でも、ずれながら書いてるような気も・・・

 みなさんにはご迷惑かもしれませんが、とにかく吐き出します。

 指導の組み立て方、ねらいの作り方にはトップダウンとボトムアップという2つのやり方があります。

 トップダウンというのは「こういうことをさせたい」というのがまずあり、そこから「では、今これとこれができるからこう組み合わせてできるように(あるいは近い形に)しよう」というもの。

 ボトムアップとは「これができるようにしよう」そしたら次は「これができるようにしよう」と下から積み上げていくやり方です。

 で、TEACCHの場合はトップダウンを大事にします。

 どういうことか。

 「買い物に行こう」とか「掃除をしてもらおう」とかその方の社会参加とか人生の質を考えた上でねらいを決め、今ご本人は「これこれができる」じゃあそれをどう組み合わせていけば良いか考えよう。

 机上の学習でも「色の弁別ができたら後々いろいろ応用できていいよな」じゃあ、板をつまんで穴に入れることはできてる、じゃあ色板を色分けしたしきりの中に入れてもらうのはどうだろう、とか考えていくわけです。

 トップダウンと言っても「もう中1だからこれこれができなければ」と考えて、できないと怒鳴りまくる、というのとは違います。(中にはトップダウンをそう誤解する人もいる)

 決して「人間関係ができ、情緒的なつながりができてから掃除をさせる」とは考えません。

 今の授業ってどうだろう・・・
 
 作業だと「これこれの作業をさせよう」というのがまず出てくる。一見トップダウンのように見えます。しかし、一人一人のお子さんの将来を考えていうのとはちょっと違う。まず「作業ありき」になっていないか。

 また作業の中でどういう力をつけようとしているか自覚しながらやっているか。

 私の場合は「コミュニケーション」と「自立」と「心理的安定」そして「時間がわかる」あたりをねらっています。あえて言えば「作業内容ができること」そのものはあまり考えていない。

 認知学習(と言いつつ自立課題学習をやってますが)は。
 やはり「コミュニケーション」「見通しをもって学習する」「自立」「心理的安定」あたりをねらっています。もちろん
「弁別」など基本的な技能の取得もねらっています。

 後の授業は・・・あまり良くわからなかったりする。
 もちろん、場面場面によってそのお子さんのいいものを、とは思っていますが。

 おっと・・・

 > 決して「人間関係ができ、情緒的なつながりができてから掃除をさせる」
>とは考えません。

ここは重要なところです。「人間関係ができ、情緒的なつながりが・・」とは考えません。しかし、どうしたらやってもらいたいことがわかってもらえるだろう、と考え抜きます。

 そして無理強いではなくてわかってもらえる方法を考えます。

 つまり「最初から良い人間関係が作れるよう」な状態で指導しようとします。




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