※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年06月28日

威嚇を使った指導のこと 剣道の話も

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

 剣道なんですが・・

 > 「戦法」としての威嚇の意味(かけ声や大きな動作が威嚇になります)は、

 「気合い」のことかな。大きな動作の場合、実力的に下位の者には通じますが、上位の者には通じず返って一本とられることになりますね。(かつぎ技とか)

 「気合い」の場合は、相手を威嚇するというよりも自分を奮いたたせる、攻撃のリズムを作る、という感じが多いような気もします。

 しかし相当強い人に気合いの指導を受けたことがあります。
 学校の壁に向かって気合いを入れていました。で、「お前ら、そんなん気合いとちゃう。こうするんや」とその方が気合いを壁に向かってかけたら、壁から圧力がやってきて体が後ろへいきそうになりました・・・


 > 「指導」としての威嚇は効果がないようです。それは、

 > ・技術があり、威嚇を駆使してワンマンで引っぱれていても、目の届かない
 >  時は反動が出る。また、後任者に引き継ぐ場合、後任者に同等の力量がないと
 >  短期間で破綻する。

 これ、ほんまありますね。学級崩壊のある部分はこういうことであるかもしれません。私自身も通常校時代ちょいと経験があります。

 > ・威嚇でなく、自分たちで納得し、理解して活動している場合、上のようなこと
 >  はあまりない。

 ですね。

 > 絵カードを使ったり、TEACCHの手法を取り入れたやり方に、すべてはあてはまら
 >ないと思いますが、
 >   ・おどろかさない。
 >   ・理解させ、納得させることをめざす。
 >   ・人が変わっても大きな変化がない。
 >   ・本人を安定させ、本来の力を発揮させる。
 >
 > といった部分は共通ではないかなぁと思っています。

 ほんま、これこそTEACCHに限らず、なんだけど、じゃあ他のやり方をやってはる方がこうして下さっているか、というと疑問があったりするわけですね。

posted by kingstone at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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