※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年06月22日

「信仰レベル」についての注釈

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 kingstoneです。

 > もちろん、何年も放置されていたらたいへんだけど、でもたいへんでも
>TEACCH的な取り組みはそういった方にも有効である、と私は信じています。
>(でも、これは単に「信じています」という信仰レベルですけど(笑))

「信仰レベル」というのに注釈をつけておきます。

 いろんなところで実践されてて「今までどうしようもなかった」と言われる強度行動障害レベルの方に、取り組んだその日のうちに意味ある(こちらの意図した)行動を取って頂くことに成功した例など報告されています。(って私は話で聞いたのが多い)

 しかし、私自身は、そこまで(強度行動障害)の方と出会ってないし(少なくとも直接指導する立場には無かった)、自分の実践の中で実感を持って「こんな例があるよ」と言える状態ではありません。

 ですから「自分の体験に裏づけられた」あるいは「様々な検証をされた」実感や論文レベルの話ではなく「信じてます」と言うしかないレベル、信仰レベルである、ってわけです。

 で、別に「信仰レベル」だから悪い、とは思っていないのですが、他人と議論する時の説得手段にはなり得ませんね。(笑)






posted by kingstone at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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