私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年06月18日

学生ボランティアさんに「TEACCHは宗教ですか」と聞かれた時の話

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 kingstoneです。

 今日、ある大学生のボランティアさんが「TEACCHは宗教ですか?」とまじに心配そうにお尋ねになりました。(爆笑)

 あっ、馬鹿にしてるんじゃないんです。


 そら、大学やったらいろーーーんな新や新々宗教の勧誘、いっぱいあるやろしなあ。

 まあその手の「新宗教」「新々宗教」という意味では宗教ではまったくありません。しかし、と言ったところで、それをそのまま信じてしまうというのじゃ「新宗教」や「新々宗教」の勧誘についてくのと同じかも。

 究極のところ自分自身の実感、判断力を駆使して判断するしか無いとは思うのですね。ですから私の言っていることや、例えばTEACCHに関する文献を読んでみて、納得できるかどうか、いわゆる宗教では無いと思えるかどうか、にかかってくると思います。(宗教的な療法は山ほどあります。で、実は私はそれもただそうであるだけ、善悪では無い、とは思っていますが)

 でもこう言うとたいていの宗教も「まあ本を読んで」とか「誰それさんの話を聞いてみて」とか言うわけだから、そこんとこの「外面的な形は一緒」となってしまう(爆笑)

 でさあ、科学って言ったって、いろんなカルト集団が「うちのは宗教じゃない。科学です」って言い訳するわけだし。

 はたまた地球が丸い、って言ったって、例えば星を2点間で観測して計算した上で地球が丸いと納得するなら科学だけど、本を読んだだけで「地球は丸い」って言うのはそれは宗教だしねえ・・・(ちなみにこの件に関しては私は宗教やなあ・・)

 ほんま、そしる意味で「宗教」と言う方には「あはははは」と笑っておくのが一番なような気がします。


PS.
 TEACCHが宗教と言われる一番の点は「正しいと思って熱心に伝えようとする人がいる」というとこだと思います。パソコンのMACもそうでしたね。MACが好きでみんなに「MACはいいよ」と伝える人のことを「エバンジェリスト(伝道者)」と呼んでいました。でも自閉症の方に対してのTEACCH的取り組みについては、私なんかほんまに効果あると思ってるから言うわけで・・・(となるとね、反対する人からは「宗教や」と言われるわけね。ほんまこりゃもう仕方がない)

PS2.
 ぶははは
 でもって、私も、「こんな取り組みでこれだけ効果がありました」「感動しました」って書くわけで・・・宗教のパンフレットにもたいていそんなこと書いてるわなあ。



posted by kingstone at 10:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
1 ■TEACCHが宗教に似ている点
 思考停止というか「自分で考えない」人が...少なくとも昔は多かったですね。<br /> 10年くらい前ですが「TEACCHではパニックの起こりにくい環境は作れても,パニックに陥った人を早々に収束させる術はない」と言う意味のことを某会議室に書き込んだら「そういうパニックが起きないようにするのがTEACCHです」と言われました。火事も交通事故も大地震も通り魔も富士山の噴火もないのでしょうか?<br /> 私は「そういうときはタイムアウトの手法を使います」くらいの人が出てくるのを期待していたのですが。もっとも当時TEACCH礼賛者は応用行動分析を「あれはTEACCHとは違う」とやってましたから,そう言えなかったのでしょうね。</p>
Posted by もずらいと at 2010年06月18日 21:06
2 ■パニックが起きたら・・・
>もずらいとさん<br /><br />う〜ん、タイムアウトという言葉そのものが無いかな。カームダウンエリア(落ち着ける場所)に行く、と言うかな。<br /><br />でもそこへ行ってもらうのがむつかしい場合もあるけど。<br /><br />考え方としては「パニックを起こさないように環境を整えられたらいいなあ」ではあるでしょうね。<br /><br /></p>
http://ameblo.jp/kingstone/
Posted by kingstone at 2010年06月18日 21:53
3 ■宗教に似ている点Vol.2
 私が当時そのような物言いをしたのは「TEACCH万能主義」的な人に「これはどうするの?」と尋ねたわけです。日本に流入していたTEACCH関係の書物には,今でもその傾向はあると思いますが,そのような記述がなかったものですから。それどころかとある重鎮は「ノースカロライナで強度行動傷害に類似した人を目にしたり耳にしたことはないであろう」なんて言ってましたからね。</p>
Posted by もずらいと at 2010年06月18日 22:08
4 ■パニックについての言い残しと強度行動障害について
>もずらいとさん<br /><br />あっと、さっきのパニックについての言い残し。<br />基本は「危険がなければ」その場を離れる。見ないようにする。を私なら選びそうです。もう引退しちゃったから、そういう場に出会うこともないかもしれませんが。<br /><br />で、できたらそうなる前にカームダウンエリア(落ち着ける場所)に行ってもらう、ができたらいいな。<br /><br />実際にはパニックになった生徒をせつなくなって抱き留めたことはあります。<br /><br />その生徒の場合は、しばらくつきあったら「なぜ起こすのか」が予測がつき、私が関わる部分では無問題になりましたが。<br /><br />でもほんと、思いもかけないことでパニックになりはることもあるもんな。<br /><br />強度行動障害については・・・ノースカロライナのことはわかりませんが、私の知ってる例ではTEACCH的(応用行動分析的と言ってもいい)に取り組んでそこらへんかなり改善し、しかしそれが外されてまたいろいろまずくなった、という例は複数かな。<br /><br />ただ「TEACCH的に取り組みました」という内実がどうか、という問題はいつもありますね。<br /><br /></p>
http://ameblo.jp/kingstone/
Posted by kingstone at 2010年06月18日 22:48
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