知的障害特別支援学校にいた頃。
近知養研では、教育課程の分科会に参加しました。
特に希望がありますか、と聞かれたので
「教育課程のそのまた前提となるはずの個別教育計画について、形にはならないにしてもいろいろ取り組まれていると思うので
1.誰(と誰)が作るのか。(特に保護者に開示しているか)
2.どういう日程で相談し、作り、評価していくか。
3.どのような書式や、やり方をしているか。
の3つの観点から各校の取り組みを教えて欲しい」とお願いしました。
しかし・・・隅っこでひっそりしておらん奴ちゃなあ(笑)
まあ、詳しいことは書きませんが、いずれの学校とも、何らかの形では、ひとりひとりの実態をふまえた指導をしようと、文章にしようと努力はされていますね。
保護者とともに作っていく、あるいはその文書をはさんで話し合う、というところはすごく少ない。
懇談会で口頭で伝える、といったあたりが多いかな。
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保護者がそれこそIEPを作ってこられた、という話も出ました。で
親「なぜうちの子に掃除をさせてくれないのか」
教師「この子にはまだ人間関係が大切」
親「そんなこと言ってたらいつまでたってもできない。形からでもはいって欲しい」
教師「・・・・・」
話をうかがうと、お家では様々な家事活動もやっているとか。
たぶんTEACCHを勉強されている方と思われました。
後で個人的にもその先生と少しお話しましたが、何か教師集団がその保護者の意見をうまく受け止められないみたいですね。私が話した先生は「やってもいいんじゃないかな」と思われているようですが、反対はあるみたい。
学級集団と本人の実態が分からないので、どう<br />とも言えませんね。優先順位として考えた場合、<br />どのあたりかにもよりますし。<br /> ただ、言えるのはアメリカのIEPでは親の希望は<br />採用されませんね。なぜなら「アメリカの学校では<br />子供が掃除をしないから」。アメリカだと「掃除」とい<br />うのは、「教育」のカテゴリーに入りません。</p>
>もずらいとさん<br /><br />|アメリカだと「掃除」というのは、「教育」のカテゴリーに入りません。<br /><br />あははは、確かにそうだ。<br /><br />|学級集団と本人の実態が分からないので、どうとも言えませんね。<br /><br />たぶん、としか言えませんが日本の学校では結構掃除をすることがあって、その生徒も「何か(少しでも)」できたことがあるのでは、と想像しています。<br /><br />で具体的に「○○ができないから□□できません」「△△ができますから、AAまではできるでしょう」ならOKと思います。<br /><br />しかし「人間関係」を持ち出されると・・・<br /><br />この発言は保護者からでなく教師からの聞き取りですから。<br /><br />まあ大昔の話です。<br /><br /><br /></p>
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