私の関わりのある法人

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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年06月01日

私が大昔に関わった地域のお医者様(自閉症関連)

 大昔の話です。

 私が自閉症関連で大昔に関わった地域のお医者様に関する話です。

 知的障害特別支援学校時代。


  自閉症で睡眠障害のお子さんについて、お医者様を紹介して欲しいという相談を受けた時に、誰を紹介したか、について書きます。

 相談を受けた時に、私の尊敬する○さんという特別支援学級教師と一緒に話をうかがいました。でいろいろお医者さんの名前も上がったのですが・・・


A医師

 大学でも教えておられた。地域では無茶有名。教育学部の卒業生に話を聞くとたいへん人気のあった方だそう。

 診断は的確??

 ところが、このお医者様。私のいた知的障害特別支援学校で、教師全員が参加する相談会に来て下さった時。

 自閉症の生徒がいたずらをして困るのだが、という相談を受けて「教師が周囲を取り囲んで「お前が悪い」と徹底的にわかるまで叱りなさい」という対応を指示されました。まあ教師の出した情報が悪かったのかもしれませんが・・・・

 確かに教師は「困った場面」の情報しか言わなかった。しかしこのお医者様もその生徒が「何がわかって」「何がわからないのか」「他の場面でどういう行動を取るのか」などは聞かず、間髪を入れずに答えられたのだけど・・・

自主研修会の生徒です。

 私はそれまでもこのお医者様の「障害のある子への対応の指示」に疑問があったので、反対。しかし○先生はすすめてはりました。

 特別支援学校の教師も「周囲を取り囲んで叱る」という対応はしませんでした。



B医師

 なぜかはわかりませんが○先生は反対。

 私はこのお医者様はよく存じ上げません。ただし地域では有名。

 しかし私の担当してる生徒、脳波を取るべく何度も呼ばれ失敗。うーんコストパフォーマンスを考えると何故だろう、と疑問に思ったことも・・・でも私はよくわかんないので、「わからない」



C医師

 ○先生が強く反対。

 理由は「親の気持ちを考えない」「すぐに学校の悪口を言う」まあでも後者の方は、学校の現状を考えると、私なんかはしかたない面もあるのではないかなあ、と思ってしまうけど・・・

 あっ、「親の気持ちを考えない」という点では私の昔担当していた児童、初めて診断を受けた時、「重度の自閉症です」と言われ保護者はショックを受けたのですが、確かにそれに対して療育面などでのフォローは無かったな、という印象はあります。

 まあしかし「療育」の相談ではなく、「睡眠障害」の相談ですからそういう点ではみなさん信頼できるだろう、と思い、A医師やB医師に診て頂いたら、と連絡しておきました。
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 当時、ある程度信頼できたのはここか。

診断が大事という話2

 事例発表でアスペルガー症候群の生徒に対し、保護者や学校に「見てわかるようにつたえること」を指示し、その他様々な環境調整をして成功していました。(もちろんいろいろな手だてをとっておられましたが、その他の細かい点は記録に残っていません)

 ただし、当時の知的障害特別支援学校に通っていた重度知的障害を合わせ持った自閉症の生徒が、月1回通っていましたが、プレイセラピーを受けていました。またこの生徒については「見てわかるようにつたえること」という指示は出ていなかったようです。私が保護者に「してみたい」と提案したら反対されましたので。

 あっ、私はプレイセラピーを否定しません。私自身が「落ち着きがない」「指示が通りにくい」といいう主訴のお子さんに「プレイセラピー+箱庭」で劇的に改善した例を持っています。その子については当時の私は健常と思っていました。ひょっとしたら現在なら少し違う見方をするかもしれませんが。まあ、ようするにどの範囲にどのように適応なのか、という問題です。

 現在はそこは地域で様々な支援機関をサポートしています。その中にはTEACCH的な取り組みをしているところもあります。ただしいかんせん資源的に苦しいようですが。
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 特別支援学級に異動した時。

通常校でまずやめさせたこと

という状態でした。私は「見せてつたえる」こと、特にカードなどを使ったりスケジュールをしたりすることには慎重でなければ反発を買うことは自覚していました。しかしやはり「わかって移動してくれる」し、その他コミュニケーションも取れそうだし、つい使ってしまいました。

 学期が始まって2週間後、2人の自閉症のお子さんのお母さんが2人揃って来られ「カードを見せる」はやめてほしい、音声言語で取り組んでほしい、と申し入れして来られました。

 1人の子については「せっかく1語文が出かけているのに」とのことでした。お母さんは自閉症についての主治医であるD医師に相談をしたそうです。D医師は「TEACCH的取り組みである」とは気づかれたようです。D医師には私も面識がありました。お忙しいのに自閉症関連の講演会にも積極的に参加されているお医者様でした。ただしTEACCHについての講演会には行かれてなかったようです。D医師はこう答えられたそうです。「それはアメリカでよくやられている方法です。私にはわかりません」

 D医師は単に正直に「私にはわかりません」と答えられただけだと思いますがお母さんは「それはだめなんだ」と解釈されたようです。

 私は「では出かけている言葉についてはカードは使いませんので、その他についてはどうか使わせて下さい」とお願いしました。懇願した、という感じかな。

 まあ、そんなこんなで実践していきました。

 その後、私とD医師とつながりができ、D医師もTEACCHについて勉強して下さいました。

 で、次のそのお子さんの定期相談の時に私も参加させてもらいました。

 D医師はお母さんに

「もう先生におまかせしたら。TEACCHは面白いよ。写真を見せたら何でもできる」

と言って下さいました・・・。

 TEACCHだと「おまかせ」にはならないし、後半部分も危険な誤解なのですが・・・
 環境を整えたり、実践することはしやすくなりました。

 時代は少しずつ変わっていったようです。








 

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