私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年05月29日

実習生さんが来た時の話(適切に伝えればどんどん吸収してくれる、という話)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 この記事については元記事にリンクは貼っていたのですが、こっちにも書いておきます。リンクはなかなか飛んでもらえないことも多いし、@niftyの方はお金を払わなくなったら消えてしまうけど、こっちはアメブロが続けば墓碑銘として残るだろうし。urlも短いしね。

 自閉症のお子さんへの対応、実習生さんでも適切に伝えればOKだよ、という話。

 現在、私の学校に実習生さんが来ています。子どもたちに向き合う姿勢の、とっても素敵な方たちです。私の学年には二人入って来られています。宿題を出しました。

 お一人には「本当のTEACCH」お一人には「自閉症でOK!」を渡し「明日までに読んできて感想をひとこと述べよ」
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 宿題の回答

 ・自閉症の人は一度にいくつものことを考えたりすることが苦手だと
  わかりました。
 ・自閉症も視覚障害や聴覚障害と同じように、情報処理(という言葉
  を使いはったと思うのだけど・・・)の障害だということがわかり
  ました。

 はい、合格点ですね。(ニコ)
 今日はお二人の本を取り替えて同じことをお願いしました。

 明日は、「自閉症のひとたちへの援助システム」をお渡しして、そのどこかの章と考えていますが、あの本、初めての方に「ここを読んでね」というふうに使うにはちょいと使いづらいかなあ・・・

 ほんとお二人とも子どもたちとむきあう「心」「姿勢」っていったものはまったくもって素晴らしいです。ですから折角の実習ですので、ちょいと知識面も持って頂けたら、と思ってこんなことをしています。
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 今日は実習生さんたちの控え室(に乱入?)で、ちょっとお話させて頂きました。託児や外出ヘルパーのボランティアのお願いをしたんです。学校の活動とは一切関係ないし、こんなことしてええんやろか、とも思いましたが、やってまうのが私です(笑)

 もちろん「学校とは一切関係ない」「これをやったら採用試験に通りやすい、なんてことも一切ない」とういのは強調しておきました。ここで結構ウケてましたが。アカデミックハラストメントにならないように気をつかいます。
 そしたら「学校の他の人にも見せたいから資料を2部下さい」とか言われる方もおられ嬉しかったです。


 さて、私の担当の方には「自閉症のひとたちへの援助システム」の第3章「構造化された教育」のところを宿題にしていました。で

KING  「構造化って何?」
実習生A「○年生がやってるみたいに色やいろんな物でわかるように
     すること」
KING  「満点」


KING 「構造化って何?」
実習生B「えーーっと作業などを細かくかみ砕いて一人でできるように
     すること」
KING 「ふむふむ。自立のための構造化やね。じゃあ、なんでかみ砕く
     必要があるの。たいていの人にはそんなことしないよね」
実習生2「言葉だけでわからないことがあるから」
KING 「そうそう。つまりわかるようにするってことやね」

 お二人ともきちんと勉強してきて下さっています。

 さて、その後、全然別の実習生さんが「私も○年生みたいに本を読ませて下さい」と来られました。ということで「本当のTEACCH」と「自閉症でOK!」を渡しておきました。嬉しかったあ。
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 今日は「自閉症の人たちへの援助システム」の「診断」を宿題にしていました。実習生さんの回答

「私は、いろいろと言葉をどうしようとか思いやりも必要だろうとは思うけど、はっきり言って下さった方がいいと思いました。そして事例のところに出てきたように、これだけ支えてあげることができますよ、こういうサポートがありますよ、と伝えられるところがいいな、と思いました」

 ちゃんと読んでくれてはりますね。
 さて今日の宿題です。
 
 「明日は最終日です。子どもたちにわかるように最後の挨拶を考えなさい。そしてそれが目でわかるようにしなさい」

 参考資料として「マカトンシンボル集」と「ボードメーカー」の中のPCSシンボル集を渡し、私が実際に行事のさいの「校長先生の話」用に作ったものを少しお見せしました。
 今日、途中のところを見せて下さいましたが、楽しくわかりやすい絵で描いてはりました。明日が楽しみです。
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 挨拶を目で見てわかるようにするための参考資料は昨日バスが出る時にお渡ししていたのですが、他の実習生さんたちも、へー、というふうにのぞき込んでおられました。

 今日は実習最終日。まず学部全体の前で実習生さんたちがあいさつです。彼女たちはハンドベルの演奏と歌、そしてその歌の歌詞を画用紙に文字とシンボルで描いてくれていました。マカトンシンボルを参考にし、少々手を加えています。

 こいつらーー、やってくれるやん。
 子どもたちもよく見ています。
 ここで一発目のウルウルをしてしまいました。

 さてクラスの帰りの会のあいさつ。

 まず彼女たちは膝立ちになり、子どもたちの目線に合わせます。
 そして絵カードを示しながらあいさつをしました。
 ○年生全員がひしっと見つめています。

 いや、Aさんの挨拶の時、担当してもらっていたC君は「見たくない、聞きたくない」というふうに目と耳を押さえていました。

 そしてBさんの挨拶の時、担当してもらっていたXさんは視線を落とし寂しそうな表情をしていました。

 少しわからない状態が続けば立ち上がる子どもたちが、最後まで集中して話を聞いていました。Aさん、Bさんもそのことがとても嬉しかったと言ってました。

 実はA君のお母さんがたまたま来ておられ、私、少し説明とかしようとしてたんですが、涙があふれてきて話ができませんでした。

 まいった、まいった。1日に2回も泣かされてしまいました。
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Aさんの挨拶

(自分たちの写真を見せながら)A先生とB先生は、今日で(マカトンサインをつけて)みなさんとお別れです。(マカトンサインをつけて)みなさんたくんさの笑顔をありがとう。私はみなさんが大好きです。さようなら。

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Bさんの挨拶

(自分たちの写真を見せながら)B先生とA先生は、みなさんとさよならしなければいけません。みなと一緒に、遊んだり、勉強したり、とても楽しい時間を過ごすことができました。みなさんとお別れするのは、とても悲しいです。先生はみなさんが大好きです。さようなら。

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