※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年05月22日

「れもん」ボランティアさんへの話10「1年間やってきて良かったことなど」

 大昔の話です。

 「講義」じゃなくて、いろんな私の思いをボランティアさんに伝えていますね。
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れもん


1.初めての方の自己紹介

2.託児の時のちょっとしたコツについて

3.1年やってきて良かったこと

4.お願いすることについて思うこと
   「川を渡る -コミュニティと障害における考え方の革命の創造-」 慶応義塾大学出版会
  デイヴィッド・B・シュオルツ 冨安芳和・根ケ山公子訳 3400+税
      原則5 ジョン・マックナイトは正しい
       もしあなたが障害者たちを大事にするようコミュニティの人たちにお願いすれば、
      普通はそうしてくれるでしょう、とジョン・マックナイトは言います。彼はお願いの
      ためのいくつかの原則の要点を挙げています。私たちはそれらに次のことを付け加え
      ます。

      系A お願いすることは、お願いされる人の「本拠地(ホームグラウンド)」でなさ
         れるとき、もっとも成功する。
(中略)
      系B お願いされても、障害者たちを拒絶する者はいる。

       あなたは、世界は同胞たちの援助に意欲を燃やしている人たちばかりと思っていま
      せんでしたか?拒絶はもちろんしょっちゅう起こります。「お願いする人」はこの拒
      絶にでくわすことを覚悟しておかねばなりません。このような拒絶はお願いする人の
      責任であって、障害者たちに体験させるべきものではありません。もし彼らが過去に
      おいて拒絶されて傷ついたことがなければ、それでもなお「お願い」を続けるかもし
      れません。「お願いする人」になれば、この経験をある程度共有することになるでし
      ょう。

5.挨拶無しとプールの入り方変更と
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追記
 「挨拶なし」というのは、それまで最初と最後は全員で集まって挨拶して
いたのですが、それはもうなしにしよう、という話だと思います。

 あと、しゃべくり原稿が出て来ました。
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 今日も初めての方が何人か来られてます。まず自己紹介を。

 その方はまた「TAS託児のポイント(簡易版)」とか、ファイルとかよく見て頂いていろいろやって頂けたらと思う。

 それからコツなんだけど、後ろから追いかけるばかりだとしんどい場合もある。子どもによったら同じ所をぐるぐる歩き回るのが好きな子もいる。また、関わるのも好きだけど、ひとりでプカプカしてるのも時には好き、(同じお子さんでも時によって違う)という子もいる。そういう場合、少し離れて見ていて、本人がどう楽しむかなあ、と見ているのもいい。特に私みたいにちょっと歳いってきてずーーっと水に入っているのがつらい場合とか有効。先日はA君とB君二人を見ていて、しかたなしにそうなったし、実はボランティアのX君が時々遊んでくれていたんだけど。

1年間やって来て

    とにかく保護者に「自閉症の子どものクラスルーム・研究科」に勉強に来て欲しい、とい
   う思いの中で「託児をしなけりゃ」という思って始めた。けども、それに勝るとも劣らない
   いいことが起こった。というのは何度か参加して下さったみなさんは、本当にふれあうとい
   う意味でも、また知識の面でも、自閉症のお子さんのよき理解者になって頂けたのではない
   か、と思える点です。

    実は、先日初めて参加したC君は私が初めて特別支援学校小学部で担当したお子さんであ
   り、ほんとどうつきあっていいかわからない、という中で彼にも悪いことをしたな、という
   後悔がある。ところがボランティアのY君は「余裕、余裕」という感じでにこにこつきあっ
   てくれていた。

    ほんま、このれもんが、自閉症の子どもや大人の方への理解者を増やすことになったとい
   うのは、すごく嬉しいことです。

今月が今年度最後

不思議なこと
    確かに私は自分自身で大切なことをやっていると思っているけれど、それは私が思ってい
   るだけ。他の方に協力して頂けるというのが、とっても不思議。もちろんお願いしまくって
   いるのだけど。

    さて「川を渡る」という本の引用ちょっと読んでみます。

    最後の付録に「障害者たちのための社会変革に資金を提供するための原則」というのがあ
   ります。

    どれもこれもウンウンうなずきながら読めるのですが、

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 昨日は私はスイッチ制作のボランティアに行ってました。
 で、会社の人に最後に「半田ごてを頂けたら」という協力をお願いしたら、もう二つ返事で「わかりました」と言ってもらえました。甘えすぎたらあかんと思いつつもすごく嬉しかったです。

 今日も、ガイドヘルプ事業についての協力をお願いしたい。
 これは子ども1人に2〜3人の担当者を決め「れもん」が無いどこかの日曜日とか第2・4土曜とかに、保護者とチームを組む人と相談で家まで行って1対2で外出したりする試み。

 外に出ることの困難、家族のレスパイトの必要性とか、いろいろ意味がある。

 でも遠慮無く断ってくれたらいい。
 ほんまものすごーーく協力はして欲しい。
 でも、その人、その人で興味関心は様々なんだし、人生で勉強しといたらいいことは福祉分野ばかりじゃない。

 また、福祉の分野というのが、介護保険が始まり今後「契約の時代」と言われ、事業として成り立たせようという動きは出てきているけど、まだまだお金になりにくい分野ということもある。

 ほんま遊びだって大切なわけだし。まあ遊び感覚で参加してくれると一番いいんだけどね。で、気楽に参加し、気楽に断ってくれたらと思います。

 で、ここが情報の交差点として、みんながいろんな情報やお願いを持ち寄って、そんな中から、もちろんみんなが全部やるわけにいかへんから「よっしゃやったろか」という人が少数でも出てきたら嬉しいです。

 で、今日は後のミーティングの時に「みっくす」の方が放課後活動の協力依頼をされたり、また「のびのびらんど保護者会」のプリントを配らせてね、という話があったりします。もちろん○○大学総合ボランティアセンターのことを他の方に紹介したりすることもあっていいと思うしね。


 プールの入り方変更

 部屋の大きさがはなから無理ということ。

 今日のミーティングは「特に困ったこと」と「みっくす」の紹介
 最後に初めての方の感想



posted by kingstone at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ボランティアさんへの講義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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