私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年05月08日

人の食べ物を取る人への対応

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、こんにちは。
 

 >ちょっと話が変わりますが、人のおかずを取る人を担当していた時に、個別のテ
 >ーブルで食事をするようにしてもらったことがあります。専用のお盆を使っても
 >ダメで、好きなおかずがあるとそれが気になって、他のおかずや主食を食べよう
 >とせずに人の物ばかり気になる人でした。棟を変わって3年になりますが、あま
 >り意味がないということで、構造化が外され他の人と同じテーブルに移動させら
 >れました。何かのスキルを獲得するための「攻めの構造化」と違って、テーブル
 >を離すことは「守りの構造化」というように分類できるでしょうか。物理的に取
 >る事ができなくなっただけで、本人が変わったわけではありません。テーブルを
 >変わった直後、人のおかずが気になって食事が進まないという記録が続いていま
 >したが、最近は何の記録も見られません。うまく指導できていればいいのですが。
 >守りの構造化って、指導員や他の人のための構造化になるのかな? いつ、いか
 >なる場所でも構造化されていないと盗食することには変わりがないから、意味が
 >ない構造化なのかなあ。ちょっと自信がなくなってきました。もちろん、職員が
 >付きっきりで、人為的に盗食をさせないという犠牲が伴いますから、本人や職員、
 >他の人にとってもストレスがかかりますが、それで盗食がなくなれば物理的構造
 >化よりは意味があることなんだけど。職員が楽、本人も楽であっても、やはり根
 >本的な問題を解決するということでは意味がない構造化なのかもしれません。

 本人が変わらなくても、本人も楽、他人も楽、となるために、
例えば他の部屋で食べる、あるいはちょっとしたついたての陰で
食べる、とかいう手はどうなのかなあ、なんて思いました。

 机は離したけど、見えるもんだから気が散る、ってわけでしょう?

 いろいろやってきて、でも駄目だった、という時、そういう手も
考えていいのじゃないかなあ・・・こういうのって冷たいのだろうか・・

 まあ、記録がされなくなってる、ということで問題が無くなってる
のならいいですね。
−−−−−−−−−−−−−−−
 ○○さん、こんにちは。

 >説明不足ですみません。机を離した時点から、もちろん盗食はなくなりました
 >(当たり前か^^;)。食べる事に専念できるようにもなりました。

 あっ、そうですか。私、それでも人のが気になって時間がかかったり
したのかと思ってました。

 >ているかという認識は持っています。当初から、可愛そうだという意見も述べら
 >れていました。最初小さい椅子で食べていたので、こぼす事もなかったのですが、
 >やはり可愛そうだということで立派な椅子を購入したところ、足を組んで食べこ
 >ぼしも多くなりました。もちろん、一人だけ別のテーブルで食事をしている光景
 >は、ある意味では異常でもあります。構造化というのは、知らない人から見ると
 >眉をひそめるようなシステムでもあるかもしれません。誰にでも受け入れられる
 >ものでなければ、いつまでも続けてもらえるとは限りません。

 ここらへん、どう考えるかですね。

 私なんかたべこぼしなく、ほめられて、本人も充実感が味わえる方が
いいな、と思います。また一人離れていても、人のを食べて叱られる
より、もし一人でちゃんと食べたことを褒めてもらえるならそっちの方
がいいな、と思ってしまいます。

(でも、もともとの意義をつい忘れてしまうことも多い・・・ついその人が
 どれだけすごいことをやっているのかを忘れてしまう・・・)

 >が理解できなかったのかもしれないが。あ、これはあくまで憶測です。構造化っ
 >て、問題の後始末的に使われているケースも結構あるな。

 うふふ、○○さんが、ああでもない、こうでもない、そうかな、
あっちかな、というのを書いて下さっているのを読んでいると私も
共感しますです。

 ほんまね、いろいろ迷いますよね。
 でもほんま「管理のためだけに」「問題の後始末のためだけに」構造化を
使って欲しくはないですよね。でも実際はそういう使い方をしようとする
人が結構いるからTEACCHを批判する人がいるのかな?

大阪の知的障害児施設虐待事件続報
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 「大阪の知的障害児施設虐待事件続報」に書いたような対応、もう当時考えて
いたわけですね。


posted by kingstone at 07:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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