私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年05月08日

狭い範囲で理解者を増やす

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 私のところでは「認知の学習(机の前に座って勉強しよう)」という
時間ができました。

 多くて(!)週1コマしかありませんが。

 で私はあるグループの教師5人、生徒11人のチーフになりました。

 最初の打ち合わせの時に「一斉授業はしない。個別化した授業をする」
と宣言し、また私がやるつもりの自立課題学習や1対1の学習について
簡単に説明しました。

 しかし、やっぱりすごく短い時間で理解して頂くのはむつかしく、
「一斉授業がしたい」「声かけで全部やってもいいでしょう」と
いう意見が出て、私も
「もちろんそれでいける生徒はそれでいいんじゃない」
と答えました。そう「それでいける生徒」はそれでいいんですよね。

 で、まあこれだけの生徒を1室に、というのは無理なので、
私ともう一人の先生とで一室。他の3人の先生で一室と分かれて
授業をすることになりました。

 私と組む先生にはC君と別の生徒を担当して頂き、私はまったく始めての
生徒を担当しました。最初は私が教材など段取りを全てやりましたが、その
次からはその先生が主体的にあれこれ考え用意して下さいました。私も同じ
部屋だから、ちょっとしたおりに意見も言えるしね。

 今、評価の時期に来て、その先生と簡単にうち合わせ。
でその先生

「評価の観点としては、色がわかるとか数字がわかるとかも
 あるのだけど、勉強の仕方がわかる(ワークシステムやジグ
 の使い方ですね)、休憩の時にいろいろな活動をして過ごせる、
 達成感を味わう、なんかが大事になるんですね」

と、おっしゃって下さいました。何かすごく嬉しかったです。
やっぱりこうやって同じ部屋でやっていく先生に少しずつ
伝えていく、という形が私の力では精一杯ですけど。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 私は「それでいける生徒はそれでいい」と言ってしまったわけです。
その生徒たちは、音声言語を少し出す生徒、機能的な音声言語は無い生徒、
いろいろでした。まあ周囲の先生方は音声言語(と指さし)の指示で動か
してはりました。私が見たところ音声言語の一斉授業は無理な生徒でした。
「それでいける生徒はそれでいい」はウソでは無いのですが・・・

「一斉授業がしたい」「声かけで全部やっていいでしょう」は、ものすご
く強く主張されてました。ダメとは言えなかったですね。



posted by kingstone at 07:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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