私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年05月06日

すっごい規模で集まって

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 今日、ある会に行きました。

 そこでの話題の1つに特別支援学級在籍の子どもたちの宿泊行事の
話をしていました。 1日100人以上の規模ではあるな・・・

 すごく熱心にいろいろ計画してはります。
 いろいろ連絡を取ったりたいへんな努力です。

 ところでたぶんその会の中心的なメンバーのおひとりが、進路に
ついての心がまえを話されました。感銘を受けたのは
「もう中学校の障害児学級に入学して来た時から少しでも自立できる
 ようなカリキュラムを考えること」というところでした。(もちろん
どんな方法を使って組み立てていくか、という話までは出ていません
でしたが。だからその方と私との間にイメージの違いはあるかもしれない)

 で会の終了後話をしに行きました。

kingstone「お話に感銘を受けました。ところでその宿泊行事は自立
  に役立っていますか?」
中心的な方「うーーん、行事だけ見れば役に立っていないと思います。
  でも、いろんなことをやるんですが、その練習とかが自立に役立って
  いると思います」
K「そうですか。規模が大きくなると集まるだけでもたいへんと思いますが」
中「でも友達になって、次に会うことを楽しみにしている子もいますし」

 というわけで、にこやかに話をしましたが、私の実感としては全然
納得はしていませんでした。

 もちろん宿泊行事もやったらいいけど、でもそれってできるだけ小さい
規模で、やれた方がいいんじゃないかなあ・・・

 でもって、たぶん多くの方は、自閉症の方にもだし、他の障害のお子さん
にも、何をめざし、どう取り組んでいくか、あんましよくわかっておられ
ないような気もするのだけど・・(めちゃ失礼やな)

 (でも失礼ながらも)何か努力すべきポイントが違うような気がする・・・

 友達という点については・・・

 「アスペの会」ではみんなそれぞればらばらな行動を取るけれど、でも
みんな会に集うことを楽しみにしてる、ってのは「高機能広汎性発達障害」
にも書いてあったし、LDのお子さん同士が集まるとなんかすごく仲良くなる
みたいな話がFEDHANSの10番会議室に書いてあったこともあるし、
ダウン症のお子さんなら、みんなで集まって楽しく音楽なんてえのが好きな
お子さんも多いだろうし・・・とは思うけど・・・

 うーん、うーん。
−−−−−−−−−−−−−−−
 自分が「変」なんだろうな、と悩んでる(それでいい、とも
思ってますけど、やっぱり悩むこともある)kingstoneです。

 今日、ある通常校で特別支援学級を担当されたこともある先生
とちょっと話をしました。で、みんなで集まるキャンプの話を
「私ゃ、ようわからん」と話をしたのですが・・・

「あれって予算がついてるから・・・」
爆笑

 でも、学校って結構いろんな活動がこのレベルで考えられて
やられているのではないかな、とは感じます。

 もちろん、最初は誰か発案者がいたはず。で、自分が目の前に
しているお子さんについて「いろんな学校のお子さんとも集まって
宿泊できたらいいよな」と考えられ、要求を出し、教育委員会が
予算をつけた、という経過が昔にあったことと思います。

 それはいいのだけど、しかしその行事が長年続くにあたって
発想が逆転してしまっていないだろうか。

 もちろんその先生、「いいとこもたくさんあるんですよ」
とはおっしゃってました。
−−−−−−−−−−−−−−−
 ○○さん、こんにちは。

 >感覚過敏のつらさと似たものがあるような・・・

 はい。それ感じます。
 同じものを見て、私は、すごく悲しくなったりつらくなったりする
けれど、他の方は何も感じない、あるいは当然の指導と思われる・・
−−−−−−−−−−−−−−−
 ある方から個人メールでレスを頂きました。
 で、許可を取った上で、こちらでレスさせて頂きます。

(引用開始)
> でもって、たぶん多くの方は、自閉症の方にもだし、他の障害のお子さん
>にも、何をめざし、どう取り組んでいくか、あんましよくわかっておられ
>ないような気もするのだけど・・(めちゃ失礼やな)

> (でも失礼ながらも)何か努力すべきポイントが違うような気がする・・・

できるだけ小さい規模で・・が、いいような課題なら、家族でキャンプなり旅行
なりでそれぞれ取り組ん方が効果があがると思います。

みんなでやるからには、集団の中で、周囲を意識しながら、個別に設定した
個々の課題をクリアするために頑張る・・ためのものだと思います。
私たちの会でも、夏には宿泊訓練を行ないますが、まずなんのために夏の
のキャンプを行なうのかについては、前年の冬に役員が泊まりがけで議論
を重ね(子どもたちはボランティアさんにお願いして)、また毎年キャンプの
前には、親とボラさんと子どもと個別に会って今回のキャンプに対しての
個々の課題を設定しています。
家族だけではできないことでも、「自立に向けて」という大きな課題に向けて
それぞれの家庭で、子どもにあわせて今回の合宿での課題を設定して共に
がんばり、結果について反省しあう・・・。
今年も200人規模の夏季合宿ですが(親とボランティアだけでの企画なので
結構大変です・・)有意義なものにしたいと思っています。

ですから、努力すべきポイント、違っているとは思えないのですが・・
(引用終了)

 すごい!!

 ただね、小さい規模でも、家族でなく、確かに学級でとかで取り組む
のも意味あるかなあ、と思っています。

 でもって、しかし、この方とこでやってるキャンプ、すごいですねえ。

>みんなでやるからには、集団の中で、周囲を意識しながら、個別に設定した
>個々の課題をクリアするために頑張る・・ためのものだと思います。

これね・・・まず教師側がこういうふうに個別に課題を設定し、とか
やってるかなあ、というのはまずあります。

>前には、親とボラさんと子どもと個別に会って今回のキャンプに対しての
>個々の課題を設定しています。
>家族だけではできないことでも、「自立に向けて」という大きな課題に向けて
>それぞれの家庭で、子どもにあわせて今回の合宿での課題を設定して共に
>がんばり、結果について反省しあう・・・。

 これまたすごいなあ・・・

「自立に向けて」というの、すごく大事だと思うのですよね。
 しかし、進路選択での話で「まず自立に向けてカリキュラムを
組んでいくのが大事」とおっしゃった先生に「宿泊行事は自立に
役だっていますか」とお聞きしてまず返って来た答えが「そのものは
役に立っていないと思います」ということでした。つまりそこまで
「自立」を大事に考えてはる先生にして、宿泊行事に関しては、
そこまで考えていない。いわんや他の先生方は・・・

 ほんまみんな熱心です。一生懸命スケジュールを調整し、打ち合わせ
をし、事前準備をし・・・うーん・・やっぱり「まず行事ありき」に
なっているような気が・・・。

 「体育祭が終わりました」からの体育祭や行事のツリーで○○さんと
のやりとりがありました。

 ほんと行事とか、集会活動とか、(授業も)あってもいいんですよね。
 個人個人を考えてどうしたら楽しく参加できるか、を考えて
いるなら。

 しかし、学校で、みんなそう言うんだけど、ほんとうにそうなって
いるのか・・・・

 で○○さんのお子さんの通ってはる施設では集団で集まるような
行事は無くしていく方向になっているとか。それもなあ、とは思う
のですが、でも「まず行事ありき」にならないように「まず個人
ありき」から考えていこうとする時、一度行事を無くすところから
進んでいく方が考えていきやすいかなあ、というのは強く思います。



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