※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月29日

投石をやめさせるには

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。

 >やはり□□にとっては、今の幼稚園が一番楽しいし、のびのびできているの
 >だろうなと思います。

いいっすね(ニコ)

 >最近、何回言っても石を投げます。ハイキングに行っても、石を投げていま
 >す。その都度、その都度、だめだ、危ないと言っても止めません。

 駄目、危ない、とかいうのは□□君にとってすごくわかりにくいこと
かもしれません。ハルヤンネさんが「教える時は、視覚的・具体的・肯定的に」
とおっしゃってました。

>まずは、石拾いをして投げれなくなるのも方法でしょうね。

 ですね。すごくわかりやすい・・・無いんだもん。

 私、教材でどんぐりを良く使ってました。ところがC君が見つけると窓から
投げてしまいます。教室は3階・・・どんぐりだけならいいけれど、他にも
波及してくると・・・

 ということで、C君がどんぐりを見つけたら、即「ペットボトルに入れてね」
と言いながら彼の手を取り、ペットボトルに入れさせ、できたら「ありがとう」
というふうにすることを続けました。

 現在のところは、投げなくなりました。
 って、最近はどんぐりが転がっていないからだけかな???

 まあ、よくわかんないんですが、例えばきれいな空き缶を用意しておいて、
拾った石はそこに入れる、なんて遊びにしちゃうとかできないかなあ。で、
逆にその缶が無ければ拾わないとか・・・

 カランっていう音もいいかも。

 >ことばはなかなかで

 音声言語、使えるようになったらいいですよね。
 ところで、いろんな手段を併用して、コミュニケーションする喜びを
知ることは、音声言語の使用を促進することはあれ、邪魔することは
無いみたいです。□□君は、どうなんかなあ。


posted by kingstone at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック