※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月29日

ある保護者へ

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。
kingstoneといいます。
 
 どうぞ、ぐちをこぼして下さい。

 >ところが 肝心の担任からついに 幼稚園任せにしちゃだめですよ
 >毎日療育してたころは身に付いていた生活習慣も 家に帰ればくずれるのは
 >ちゃんと習慣になってないからですよ
 >と いわれてしまった 

 「習慣」は大切ですけど、「習慣」だけでなく、なにかいろいろ助けに
なるものがあるかもしれません。例えば絵だとか写真だとか・・・

 >こどもと目があわない 公園に行っても出口に向かう
 >他の子とあきらかに違うこの子を どうやって遊んだらいいのか
 >たまらなくなって 療育に来た
 >
 >ところが 療育してから みるみる 笑顔がでてきて あきらめかけていた
 >幼稚園にいけるほど まわりに関心を示して やりとりもできるようになり
 >言葉もでてきた
 >
 >そして 次第に自閉症から自閉傾向に呼び名がかわるころ
 >ほれみたことか
 >障害児じゃないのに 母親の育てかたが 悪かったから
 >とずいぶん いわれました 夫からも

 うーーん・・・そんなこと言われたらつらいっすよねえ。
 療育たって、○○さんが、あれこれやられたから
成果が出たわけですよね。決して逆じゃないのに・・

 周囲の方に「新自閉症の手引き」を読んで頂くなんてのは
駄目かなあ・・

 >そして 療育の先生にあんなこといわれて やっぱり わたしじゃなく
 >保育園にでも育ててもらったほうがよかったのかな

 絶対そんなことないです。

 >ほんと悲しい

 ほんま、そうですよね。


posted by kingstone at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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