特別支援学級の担任だった頃。
私は異動することになりました。
実のところ、挫折感にまみれていました。
保護者からの不信・反発
教育委員会からの悪評
管理職からの今で言えばパワハラと学校文化への適応への圧力
専門家からの低評価(私が下手やから教育できない、みたいな)
まあ、単にうつがひどくなってただけ、かもしれません。
通常学級や特別支援学級の同僚たちからはリスペクトを受けていたと思います。
職員会や特別支援教育関連の会議で、それまでの担当者と言うことがガラッと
変わり、びっくりしたけれど、結果もそれなりに出していっている、ということ
であったらしいです。
離任式の日。
特別支援学級でボランティアさんをどう集めたか
で来て下さっていた主婦ボランティアのおひとりが、ボランティアの日でも
無いのにわざわざ来られ、こう言って下さいました。
「先生にはお礼が言いたくて。できれば子育てをする前にお会いしたかった」
何がどうで、というのはわかりません。
ただ、そんなことがあった、というだけの話です。