私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月28日

今日は研究会

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 今日、私のやってる研究会が開かれました。

テーマ「評価(アセスメント)の意味」
講師 成人施設の責任者 ○○先生

最初に「診断」と「評価」の違いという話がありました。
TEACCHでは「診断」はCARSで行い、「評価」はフォーマルなものとしては
PEP-RやAAPEPがあったり、日常の観察によるインフォーマルな評価があったり
るわけですが、この場合

「診断」は自閉症としての特徴がどれだけあるか、を調べる。言い換えれば
    どれだけTEACCHプログラムに(そのサービスに)のるかを、調べる。

「評価」は逆にその人、ひとりひとりの特徴を見ていく。

 うーーん、文責は私です。ちょっと違う言い方をしてはったかも。
 でも「診断」はどう言ったらいいのか一般的なところに収斂していき、
「評価」は個別に分かれていく、という感じで個人的にはごっつい
すっきりしたんですが・・・ううう、他人に伝える言葉としては
練れてないなあ・・・。うーん、どうまとめたらいいんだろう。

 で、△△さんも「私の大失敗」の中で

>大体PEPとかCARSとかは短時間で効率よく情報を集めるために
>あるので,なきゃないで問題ないです.
>私が教師ならどっちも要りません.

って書いてはりましたが、まあそこまではおっしゃいませんでしたが、
施設の現場では時間や人手が少ないこともあり、まあなかなかそこまで
手が回らない。でもインフォーマルなアセスメントで十分やっていけるよ、
なんて話もありました。

 今日は私の学校の保護者がお二人見えました。
 どういう感想をお持ちになったか心配でしたが、すごく喜んで帰って
下さいました。良かったなあ・・・

 それから最後の情報共有のところで「校長先生の話」の視覚支援
やってる話を実物の絵をお見せしながらお知らせしました。話し終わったら
拍手が起こりました。何でやろ(笑)でも嬉しかったです。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 後年、あるところでTEACCH的な指導を熱心にやってる方(専門家と
言ってもいい方かな?)から私の発言が「世を惑わすもの」と言われた形跡
があります(笑)そういう者の書いてる発言だ、ということはお忘れなく。



posted by kingstone at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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