※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月26日

宇宙人と外国人

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 これはニキリンコさんの
自閉連邦在地球領事館附属図書館
が話題のもととなっています。

 自閉症の当事者の方が、はっきりと声を上げられた、という意味で衝撃でした。


○○さん、こんにちは。

 >「うーん、宇宙人みたいなとらえ方って、なんか、かえって良くないような気が
 >する・・。だって、ウルトラマンとかでも、宇宙人って、やっつけなきゃならな
 >い存在じゃない。だから、ヘタにこういう書き方されると、いじめてもいいって
 >とられかねないんじゃないの?せめて、”異文化の外国人”くらいの表現の方が
 >いいんじゃないかなぁ・・。」

 しかしウルトラマンも宇宙人ですねえ・・・
 まあもちろん、怪獣宇宙人にしろウルトラマンにしろ我々の心の中にある
なにものかを形にしたもんであると思っていますが。


 外国人と言えばダダ父通信に出てきた「わがままな外タレ」という比喩が
なーるほど、と思えましたが。

 でもって、「いじめてもいい」と捉えるかどうかって、どんな書き方を
してもそう捉える人は捉えるし、捉えない人は捉えない、ってことだと
思います。

 もちろん、これが小学校の教師が子どもたちの前で自閉症児について
説明する時にはまた別の表現が必要かな。逆にホームページで自閉症の
文化を擁護する場合は、ああいう表現でもいいんじゃないかな。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 ダダ父通信の「わがままな外タレ」はソースを探しに行きましたが、
まだわかりません。

 ハルヤンネさんは

メールエッセイ・違う★からきた息子

というのを出しておられますね。





posted by kingstone at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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