私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月25日

TEACCHなんかとてもできないという保護者の方へ

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 ○○さん、こんにちは。

 これは○○さんへのレスということではなく、いろんな方への
思いです。

 >妻の意見です。本を少しかじりましたが、有効かもしれませんがとてもできそ
 >うにありません。

 きっとそう感じはる方、たくさんおられると思います。
 私も最初本を読んで、いったいこれをどこから手をつけたらええねん、
と悩みましたもん。

 私の学年の実践も、いまだ「TEACCHの考え方を取り入れている」という
ところまではいきません。しかし外から見ていてそう思ってはる人は多い
かな。

 でもって現在の私の学年の指導のあれこれをビデオでお見せすると
「こんなに高度なことはとても(私のところでは)できない」と
おっしゃる方もあります。

 しかし、よーく考えたら一番最初は「掃除の時に何をしてもらうか
を伝える」ことだけを、しかもかなり試行錯誤してやったんだなあ・・・
いや挨拶を紙を見ながらやってもらうところが最初かな・・・

 そしてそのひとつひとつから「あっ、この子たちは、さぼっている
んじゃないんだ。なまけているんじゃないんだ。わからないだけなんだ」
という実感を得て次のことに進んでいく力をもらいました。

 ただ、側で「わっ、こんなことあったよ」というのを一緒に喜んで
くれる人がいることは大事かな。私の場合はFEDHANがあり、自分たち
で始めた研究会が支えになってくれたわけですが。

 「プロ」に対しては「最低(論文の抜き刷りも含めて)20冊は
読んでね」と要求される□□さんも、保護者には要求しない、と
明言されてます。で、私自身は教師も、とにかくいろいろやってみる
ことから始めた方がいいんじゃないか、と思っています。で併行して
勉強も進めていく・・・

 「ギターを弾くのを学ぶこととTEACCHを学ぶこと」からのツリ
ーに派生した「ギターを弾く」ことへの比喩で言えば、いきなりエリク
クランプトンは無理でもCを押さえてジャーンと鳴らし「あっ、いい音
が出る」と気持ち良くなるところから始めていいのじゃないかなあ。



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