知的障害特別支援学校にいた頃。
□□さん、こんにちは。
>私、○○法とか遊戯療法とかを全然否定していません。
>(これが療法と言えるかどうかは別問題ですけど)
そら○○法や遊戯療法は療法でっせ。である以上、あだやおろそかに
やることはできないっすよね。例えば本で読んだだけで、スーパーバイズ
してくれる人もなしにいきなりやるなんて無理な話だと思います。
私、遊戯療法的取り組みについては素敵な体験をさせて頂いています。
(発達障害では無いお子さんとです)○○法については上の発言で書いた
達人さんにくっついてしばらく勉強したのですが、「うーむ、俺には合わん」と
療法として学ぶのはよしました。ただし、基本的な考え方はすごく重要だと
思うし、その部分はTEACCHや応用行動分析と矛盾しないと思っています。
(っていうかTEACCHや応用行動分析はそこの部分について述べてないからね)
>かえって、幼い段階での中〜軽度の自閉タイプの子には、TEACCHや他の自閉症の
>療育より有効な手段だと思ってるクチです。
うふふふ、つまりね、どれがどこに有効なのか、それが意識できているか
どうかだと思うのですよ。ありがちなのはひとつのことをやってる人は
それが全てだと思い、自分のは有効だけど他はダメ、となりがちなことね。
どれについても弱点や、特に強い点はある。また同じことですが、どういう
お子さんのどういうところに強いか、ってのがある。そのお子さんの将来を
考えた時にどの時点でどんな取り組みをしたらいいか、それを考えないと、
ってわけです。
>それまで医者とか専門家に診て貰って、何の変化もなかった子が、ウチに来てそ
>の職員と遊び出した途端、数ヶ月で他人とのかかわりに興味をもちだしたって子
>が、もう何人もいるんです。
これってありそうと思います。私も似たような例を知っていますから。
私の場合はそういう魅力に乏しい「情けない教師」なもんだから、
その欠落を埋めるために一生懸命勉強した、ってとこがあります。
>ただなあ、そいつの手口がウチの息子に全然効果ないってのが淋しい……。(; ;)
これもあるんですよねえ・・・
でも「他人とのかかわりに興味を持たない」というのがどういうことか、
ってのはありますが(実は何らかの形で興味を持っているかもしれない・・・)
それならそれで「そのまんまでいいんだよ。それでかつみんなと生き
やすい道を見つけようよ」というような方向もいいかもしれない・・・
なんて思いました。
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自己レスしておきます。
> そら○○法や遊戯療法は療法でっせ。である以上、あだやおろそかに
>やることはできないっすよね。例えば本で読んだだけで、スーパーバイズ
>してくれる人もなしにいきなりやるなんて無理な話だと思います。
ただし、考え方を参考にして「療法じゃないんだ」と意識してなら、
取り入れようと思えば、基本的な考え方や関わり方を取り入れられると
思っています。
とは言っても、私の場合はすぐに相談できる人がいる、というありがたい
環境にいるわけですが。