私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月24日

共感的な対応

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。

 ○○さんの伝えたいことはよくわかりますし、書いてはる例も
目に浮かびます。

 でも、少しだけ「言葉」の使い方にひっかかったところを書きますね。

 >今まで。そのことに気づかずにパニックを起こさせていたのではないか。共感し
 >合えるコミュニケーションを無視していたのではないかと感じています。視覚的
 >支援が必要である人でも、言葉によるコミュニケーションは大切です。例え、作
 >業を拒否して大騒ぎをしていて、実物による提示ですんなり動ける人であっても、
 >言葉によるコミュニケーションも大切ではないかと思います。

 この発言の題は「共感的な対応」で、最後は「言葉によるコミュニケーション
も大切ではないかと思います」でしめくくられています。

 私も、「共感的な対応」が大事だと思っています。
 また「言葉によるコミュニケーション」も大事だと思っています。

 しかし「共感的な対応」と「言葉によるコミュニケーション」は独立して
別な物ですね。
 
 「カード」や「具体物」を使っていて「共感的な対応」もある。
 「カード」や「具体物」を使っていて「共感的でない対応」もある。
 「言葉(音声言語)」を使っていて「共感的な対応」もある。
 「言葉(音声言語)」を使っていて「共感的でない対応」もある。

 ○○さんは「カード」などを使って「共感的でない対応」をしている
例を書いてくれてはります。また、○○さんはどう思っているかは別と
して私の周囲では「カード」などを使えば「共感的でない対応」である、
と思っている人は多いです。

 そういう方たちと議論しているとちょっと疲れます。

posted by kingstone at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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