知的障害特別支援学校にいた頃。
○○さん、こんにちは。
○○さんの伝えたいことはよくわかりますし、書いてはる例も
目に浮かびます。
でも、少しだけ「言葉」の使い方にひっかかったところを書きますね。
>今まで。そのことに気づかずにパニックを起こさせていたのではないか。共感し
>合えるコミュニケーションを無視していたのではないかと感じています。視覚的
>支援が必要である人でも、言葉によるコミュニケーションは大切です。例え、作
>業を拒否して大騒ぎをしていて、実物による提示ですんなり動ける人であっても、
>言葉によるコミュニケーションも大切ではないかと思います。
この発言の題は「共感的な対応」で、最後は「言葉によるコミュニケーション
も大切ではないかと思います」でしめくくられています。
私も、「共感的な対応」が大事だと思っています。
また「言葉によるコミュニケーション」も大事だと思っています。
しかし「共感的な対応」と「言葉によるコミュニケーション」は独立して
別な物ですね。
「カード」や「具体物」を使っていて「共感的な対応」もある。
「カード」や「具体物」を使っていて「共感的でない対応」もある。
「言葉(音声言語)」を使っていて「共感的な対応」もある。
「言葉(音声言語)」を使っていて「共感的でない対応」もある。
○○さんは「カード」などを使って「共感的でない対応」をしている
例を書いてくれてはります。また、○○さんはどう思っているかは別と
して私の周囲では「カード」などを使えば「共感的でない対応」である、
と思っている人は多いです。
そういう方たちと議論しているとちょっと疲れます。