知的障害特別支援学校にいた頃。
今日は某所で素敵な話をうかがいました。
ある特別支援学級を担当した先生。そのお子さんは「言葉が理解できている」
ということで、一生懸命音声言語で指示していろいろさせようとしました。
ところが何をさせようとしても、暴れたりしてなかなか思うようにはさせて
くれません。
何がきっかけかはわかりませんが、「○○しよう」というのを絵と文字の
カードにしてみました。
今までのあの戦いは何だったのだ、というほどあっさりちゃんとやって
くれました。
で、いろいろ取り組みはじめました。また周囲の通常学級の友達にも
そのお子さんとは、こういうものを使うとやりとりしやすそうだ、という
のを伝えました。もちろん、友達たちも先生とそのお子さんのやりとりが
うまくいっている様子を見ているわけです。
するとある子は「おはよう」というのをカードに書いてそのお子さんに
挨拶したとか。
何か感動的な話でした。