私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月24日

視覚支援を使い始めて 周囲の子どもたちが視覚支援をしてくれる

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


 今日は某所で素敵な話をうかがいました。

 ある特別支援学級を担当した先生。そのお子さんは「言葉が理解できている」
ということで、一生懸命音声言語で指示していろいろさせようとしました。
ところが何をさせようとしても、暴れたりしてなかなか思うようにはさせて
くれません。

 何がきっかけかはわかりませんが、「○○しよう」というのを絵と文字の
カードにしてみました。

 今までのあの戦いは何だったのだ、というほどあっさりちゃんとやって
くれました。

 で、いろいろ取り組みはじめました。また周囲の通常学級の友達にも
そのお子さんとは、こういうものを使うとやりとりしやすそうだ、という
のを伝えました。もちろん、友達たちも先生とそのお子さんのやりとりが
うまくいっている様子を見ているわけです。

 するとある子は「おはよう」というのをカードに書いてそのお子さんに
挨拶したとか。

 何か感動的な話でした。



posted by kingstone at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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