私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月23日

保護者から学校や施設への感謝

 特別支援教育(学校であれ施設であれ)に関わっていて、保護者から
感謝されることはよくあります。ありがたいことです。それがあるから
仕事が続けられる、という点もあります。

 しかし・・・

自尊心を大切に
ある生徒の自立課題学習
ある生徒のプール事件について
プール事件の翌日
威嚇で従っていたと思われた生徒のその後(1例)
威嚇で従っていたと思われた生徒のその後(1例)後日談

の生徒ですが、私が週1回だか2回だか自立課題学習を指導するように
なって是非ともいろいろな情報を知りたいと思って保護者に電話をした
ことがあります。小学校の時の指導というか、学習の内容をお聞きした
かったのです。単に1コマの授業をする者がこんな電話をすることは、
まず無いことだとは思いましたが。

 保護者の回答は
「たいへん良くして頂きました」
のみでした。

 上のエントリーを読んで頂ければわかるように、当時の知的障害特別支援学校
での指導も適切であったとは思えません。(もちろん大昔の話ですが)

 また小学校の特別支援学級での指導も適切であったとはとても思えない状態
でした。(その生徒の状態から考えて。もうまったくの想像でしかありません
が)

 たぶん保護者はその時の特別支援学校についても
「良くして頂いている」
ということになっていたと思います。
 そんなこと私は怖くて聞きませんが。

 結局、その生徒は後年、かなり早い時期に家庭では手に負えなくなって入所
施設に入りました。(入所施設に入ることが悪いのではありません。しかし、
「家庭で手に負えなくなった」というのが理由であることが、めちゃくちゃ悔
しい。特別支援学校の教師も、特別支援学級の教師も、「こうしたら楽しく生
活できますよ」というのを伝えられていないわけだ)

 私が勤務する少し前、勤務することになる知的障害特別支援学校は校庭でも
生徒を殴る、ということで報道機関にはられていたらしい、というのは以前に
も書きました。(めちゃくちゃ大昔の話です)

 でもその時でも多くの保護者は学校に感謝していたと思います。
 虐待があっても見えさえしなければ。(そして、暴力が無く、支配と服従で
うまくまわっていれば、すべての保護者が感謝するかも)

 教師や支援者は保護者から感謝されていても、油断してはいけないと思う。
 う〜ん、油断というのは少し言葉が違うか。

関連
大阪の知的障害児施設(月の輪学院)虐待事件続報
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追記
 このエントリーが「本人と保護者の利害が必ずしも一致しない」例となる
可能性を示唆して頂きました。なるほど、そういう読み方もできますね。

 私としては「中でやっていることが、本当のところわからない」という例
だと思って書いていました。



posted by kingstone at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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