大昔の話です。
知的障害特別支援学校にいた頃。
知的障害児向けのボランティア活動を作ろうか、と思っていた頃読んだ本です。
NGO運営の基礎知識―市民活動のための実践ガイドブック/著者不明

¥2,625
Amazon.co.jp
本屋さんでNPOやNGOのことを書いてある本を探してみたら、結構たくさん
あるもんですね。でその中で上記の本を買ってきました。
NGO(NPOも含む)を運営するノウハウを書いた本です。
いわゆる法人でなくても個別任意団体など、小さい組織が主なターゲット
かな。親の会や、私も参加している「自閉症の子どものクラスルーム・研究科」
みたいな会にも役に立ちそうです。
まえ書きを書いてはる方はアメリカでの市民活動歴がかなりあった
方のようで、こういう活動にも(アメリカではいっぱいあるような)
それなりの研修が必要ではないか、と書いてはります。
ミーティングに必要な準備物として
・資料
・マジックペン
・ホワイトボード・黒板・模造紙
・OHP・スライド・マイク・音響設備など
と並んで
・お茶・お菓子
なんてえのも並んでいるのが、妙に具体的でおかしい(ニコ)
−−−−−−−−−−−−−−−
編者が考える理想の市民活動は以下の3点を満たしたものである。
1.具体的な成果を出す
2.みんながリーダーとなり民主的な運営をする
3.グラスルーツの視点で社会を変え、日本社会において市民の影響力を
強める。
1.については「活動をやっただけで満足していてはダメ。実際の
成果(問題解決)をあげなきゃ」ということです。それぞれの家庭・
施設・学校などでの取り組みが変化してきているかどうか、自閉症の
方を理解するための知識が広まってきているか、のあたりが成果に
なるのかな。
2.については「「みんながリーダー」という言葉を私たちは大事に
しています。(中略)ひとりの強烈な(爆笑)代表者が団体の運営や
活動を牛耳っていたり、ひとりで仕事を抱え込んでしまっていたり
するような団体は、なかなか次のリーダーが育ちにくい環境にあります。
また、そのような運営形態では、活動に関わっている他のメンバーも、
なかなか快適かつ積極的に活動に関われません」だって。
まあ私はある面「強烈」だし、またつい抱え込みがちになるところも
あるなあ・・・
なんとかしないといけないですね。
実のところ私は「民主的」という言葉はいろいろ手垢がついてきている
ので、あまり使いたくない言葉ではあるのですが、編者のいわんとする
ところはわかります。
3.については日本では「行政セクター」「企業セクター」が大きな
力を持っているから「市民セクター」も力をたくわえ、バランスが
とれる社会に、ということを書いてはりますね。
私のことに当てはめてみれば「学校」という「行政セクター」が
圧倒的な力を持っていて、なかなかユーザーの声が届かない、あるいは
ユーザーと行政の間のコミュニケーションというかコーディネイトと
いうか、そのあたりがうまくいっていない。そのあたりを問題解決
できていけたら、という点で重なるかな。
知的障害特別支援学校にいた頃。
知的障害児向けのボランティア活動を作ろうか、と思っていた頃読んだ本です。
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本屋さんでNPOやNGOのことを書いてある本を探してみたら、結構たくさん
あるもんですね。でその中で上記の本を買ってきました。
NGO(NPOも含む)を運営するノウハウを書いた本です。
いわゆる法人でなくても個別任意団体など、小さい組織が主なターゲット
かな。親の会や、私も参加している「自閉症の子どものクラスルーム・研究科」
みたいな会にも役に立ちそうです。
まえ書きを書いてはる方はアメリカでの市民活動歴がかなりあった
方のようで、こういう活動にも(アメリカではいっぱいあるような)
それなりの研修が必要ではないか、と書いてはります。
ミーティングに必要な準備物として
・資料
・マジックペン
・ホワイトボード・黒板・模造紙
・OHP・スライド・マイク・音響設備など
と並んで
・お茶・お菓子
なんてえのも並んでいるのが、妙に具体的でおかしい(ニコ)
−−−−−−−−−−−−−−−
編者が考える理想の市民活動は以下の3点を満たしたものである。
1.具体的な成果を出す
2.みんながリーダーとなり民主的な運営をする
3.グラスルーツの視点で社会を変え、日本社会において市民の影響力を
強める。
1.については「活動をやっただけで満足していてはダメ。実際の
成果(問題解決)をあげなきゃ」ということです。それぞれの家庭・
施設・学校などでの取り組みが変化してきているかどうか、自閉症の
方を理解するための知識が広まってきているか、のあたりが成果に
なるのかな。
2.については「「みんながリーダー」という言葉を私たちは大事に
しています。(中略)ひとりの強烈な(爆笑)代表者が団体の運営や
活動を牛耳っていたり、ひとりで仕事を抱え込んでしまっていたり
するような団体は、なかなか次のリーダーが育ちにくい環境にあります。
また、そのような運営形態では、活動に関わっている他のメンバーも、
なかなか快適かつ積極的に活動に関われません」だって。
まあ私はある面「強烈」だし、またつい抱え込みがちになるところも
あるなあ・・・
なんとかしないといけないですね。
実のところ私は「民主的」という言葉はいろいろ手垢がついてきている
ので、あまり使いたくない言葉ではあるのですが、編者のいわんとする
ところはわかります。
3.については日本では「行政セクター」「企業セクター」が大きな
力を持っているから「市民セクター」も力をたくわえ、バランスが
とれる社会に、ということを書いてはりますね。
私のことに当てはめてみれば「学校」という「行政セクター」が
圧倒的な力を持っていて、なかなかユーザーの声が届かない、あるいは
ユーザーと行政の間のコミュニケーションというかコーディネイトと
いうか、そのあたりがうまくいっていない。そのあたりを問題解決
できていけたら、という点で重なるかな。