私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月22日

過去型で語らないで(笑)

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。

 >「過去形で語らないで」・・・って、
 >「面白く読ませていただきました」の部分ですか?

 あっ、すいません。
 いろんな部分にレスしたのでわかりにくくなりましたね。

 > >日本の特殊教育にTEACCHが果たした役割は大きいと思います。

 この部分です。
 私の地域ではまだ全然何も果たしていない、と言ってもいいと思いますから。
 全然というのは言い過ぎか。誰かが何かをやっていたようではあります。
私がいろいろ取り組み始めた時に、

「TEACCHは繰り返しやらせるから、そりゃその場ではできるように
 なるだろう。しかしそれは他の場面では使えない。また私が見た
 実践では同じ教材に固執する子を作ってしまっていた」

という批判を同僚からもらいましたから、何かを「TEACCHだ」と
やってはった方がおられたようです。でもこの同僚の話を聞いて
いると「古い、しかも非常に良くない形のオペラント指導」との
誤解・混同があったようです。(私はオペラント指導も悪いもの
とは思っていません)

 また「見た実践」というものも、どれだけスケジュールや
ワークシステムを使っていたか、コミュニケーションを広げる
ためのあれこれをしていたか、疑問です。

 今やっと何人かの地域の先生がぽつぽつと研究会に参加して
下さるようになりました。

 >kingstoneさんは強いですねぇ。

 強くはないですね。

 >それでも(それだからこそ、か)こんなにアクティヴに
 >やってらっしゃる。

 で、だから(周囲に広まっていない)こそ、かもしれません。私自身、
偏った、能力の無い人間であることを自覚していますから、ほんとうは
まっとうな、人格円満な方が中心になってやってくれたら、隅っこで
ひっそり暮らしていたいのです。
 肢体不自由児への機器利用にしても、私ゃ機械もんなど、苦手なのに、
ネットワーク上で知ってしまったから始めてしまったし・・・
 TEACCHもネットワーク上で知ってしまったからだし・・・

 ネットワーカーの悲劇??

 >それ以前に、「コミュニケーション(「相互」交渉)する」という
 >概念がなかったんじゃないですか? 日本の知的障害児教育には。(いいすぎか)

 これ、「音声言語で以外は・・」とレスしようとして、よく考えると
音声言語のあるお子さんでも相互交渉する、という概念は非常に
少なかったかもしれませんね。一方的な指示で動くように、という
やつがほとんどで。

 >障害を受け入れる、っていうのは、野放し状態にしておくことじゃ
>ないと思うんですよね。

ええ、私もそう思います。

 >基本的に「流れる字を読んで」後で読むかどうか決めてました。

 そりゃたいへんや。
 私は2400bpsの時代はそうしてたけど・・・
(いかん、おたく話になっていく・・・)
posted by kingstone at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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