知的障害特別支援学校にいた頃。
今日はかねてより訪れてみたかった某所に見学に行って来ました。
ここは民間の療育機関(?)です。
余暇の過ごし方にも大きく関係する「買い物に行って調理して食べる」
という活動をしてました。見学に行ったのだけど、いきなり8mmビデオ
で記録する係をふられました(^O^)
それぞれのお子さんが一度ご家庭で予習しており、その時にジグを
作って来てはります。で、初めてのお店でジグ(どう行動したらいいか
わかる物)を頼りに一生懸命自立的に買い物をし、部屋で調理をする姿
はとてもすてきでした。
もちろん、いろいろ予期せぬことはあり、臨機応変の声による指示
や視覚的な指示をすることはありましたが。
私も最後に一緒にごちそうになりました。おいしくて、お腹もいっぱい
になりました。
職員さんが「小さい時からジグを使うことに慣れておくといいですね。
ひとりでできることで自尊心も養われますし」と言われたのにうなづき
ました。
私の周囲のお子さんは、今日のお子さんより知的には重く、また自閉症
の特性は強い方が多いのに、日々の説明する材料が少ないなあ、と反省
しました。
某所は広さとしては通常校の1教室の8分目くらい。しかし真ん中
が階段の通る空間になっているので、だいぶ削られます。その中で
事務をするエリア、プレイエリア、学習のエリア、水場のエリア、
教材庫のエリアと分けてうまく使われていました。こう書くと広い
ような気がするかもしれませんが、決してそうではありません。
しかも、場合によっては何通りかの使い方をする場所もありそう
でした。
教材庫にはものすごい数の手作り教材やカード類がある程度整理
され、置かれていました。
しきりはロッカー、カラーボックス、段ボールetc.いろんな物で
されています。
子どもたちが帰った後、職員さんが次回の学習に備えて部屋の模様
替えをしてはりました。
この運用の仕方は部屋が狭くてうまく場所の構造化ができない、と
悩んではる方に参考になるなあ、と思いました。で正直なところ、
たいていの学校は広さではここより恵まれているはず、と思いました。
ところでここは電話での問い合わせなどにさけるマン(ウーマン?)
パワーは、たいへん少ないにも関わらず、いろいろ問い合わせがあって
たいへんなそうです。職員さん曰く「何かインターネットで連絡先が
回ってるらしくって・・」
おいおい、ひょっとして犯人は私か・・・(アセ)
で、帰宅後fedhan過去ログを検索してみました。
一応、会議室に連絡先は書いて無かったみたい。
ただ個人的にお教えしたことはあるなあ・・・・
もちろん広く知って頂きたい所ではあるけど、それで問い合わせで
忙殺されはっては本末転倒やし・・・紹介の仕方もむつかしいですね。
(ためいき)