※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月22日

格闘技と「関わり」の共通点

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。

 >|カウンセリングって、
 >|話を「ウンウン」と聞くだけだろう、受容だろう、と思われて
 >|いますが、私は、むしろ格闘技に似た面も持つと思っています。

 うふふ、先日の私の発言でカウンセリングって言葉を出したのが
やばかったかな(ニコ)

 「グロリアと3人のセラピスト」というビデオが精神技術研究所
から出ているそうです。私の場合は大昔に16mmフィルムで見ました。
グロリアという女性とロジャーズ(何て名前をつけたらいいのだろう、
当時だと来談者中心療法かな?)、パールズ(ゲシュタルト療法
の創始者)、エリス(論理療法の創始者)の3人のセラピストとの
1対1のやりとりを録画したものです。

 私はロジャーズとパールズのだけ見ました。

 これを見ると「格闘技に似た面」というのがよくわかります。
 特にパールズは映画の中でもグロリアに「我々はよく戦ったね」
と言っています。

 > 自閉症等で、非常に課題がある人との出会いにも同じことが言えます。
 >問題行動のある人とは、いやなことをしつづける人なのではありません。
 >興味深い難問を出題してくれる師匠のような人とも言えます。その問題は
 >その人の全存在がかかっている場合があり、真剣な態度での取り組みが必
 >要です。そして、必ず解答があり、しかし、解法は一つではない。自分な
 >りに苦心して解答を出し、相手も納得した時、「こんな難しい問題を良く
 >解いたね」と言うかわりに、「とても快適になったよ。ありがとう。」と
 >いうのを態度であらわしてくれるのがご褒美です。

 これはねえ・・・わかるんだけど、そして私の師匠は目の前の子どもたち
なわけですが、なかなかここまでは言えない・・・戦いの真っ最中だから
かなあ。
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 今、検索かけてみたら、なんと「グロリアと3人のセラピスト」YouTubeに
あるんですね!!何でもあるなあ・・・インターネット。

posted by kingstone at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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