※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月21日

構造化(見てわかる)してみたが・・・

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


○○さん、こんにちは。

 >ところが、C君は構造化の意味がわからず、休憩中に作
 >業をする場所に入って来る度に叱られています。もちろん、C君はTEACCHの本を
 >読んでいないため、何故入ってはいけないのか理解できません。今までの習慣か
 >らか、カードを使うのを忘れて先に課題の方に手が伸びてしまいます。その都度、
 >注意を受けています。

 「その都度注意を受けている」という状態であるなら、その構造化は
うまくいっていないのだから再構造化する、ということになるのじゃ
ないかなあ・・・

 ましてや「叱られる」というのは変・・・と感じます・・・

 >どちらかですが、私が疑問に感じているのはB君のように構造化されていなくて
 >も大した問題がない人です。こういった人に対しても、積極的にカードなどを使
 >用した方がいいのか、別にそこまでする必要がないと考えた方がいいのかという
 >ことです。メリットが大きければ構造化するに越したことはないですが、あまり
 >メリットがないなら準備などに手をかけるよりも、もっと重度の人に時間を割い
 >たほうがいい場合もあるかと思います。

 これは、ほんまコストパフォーマンスの問題とちゃいますかあ。
 だから○○さんの言うとおりや思うけど・・・
−−−−−−−−−−−−−−−
追記
 「構造化しました」→「できません」→「叱った・注意した」とかいう流れだと、
絶対変ですね。でもTEACCH的に取り組んでいるつもりの方がこうなっていな
いか、よく考える必要はありそうです。
posted by kingstone at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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