知的障害特別支援学校にいた頃。
余暇活動ワークショップにはいろんな方が参加されてます。
自閉症のお子さんの保護者もおられます。ある保護者のお話
を許可を得てアップします。
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ワークショップでは他のお子さんと関わります。その中で
そのお子さんの保護者から「○○は嫌いです」とお聞きして
いても、実際にそのお子さんと関わってみると○○は好きだったり
する。
ひるがえって考えてみると私も先生方に対して、同じように
自分の思い込みで断定したことを言ってたかもしれないなあ、と
思った。
また自分の子どもに対しては、今までずっと一緒に生活して
来ているから、(学校生活が、視覚支援によってずいぶん楽に
なったにも関わらず)ついつい視覚支援を使わないまま、何と
なく過ごしている。
でも、ワークショップで実際に絵やカードなどの視覚支援を
使って自閉症のお子さんに「確かに通じた」という体験は感動で
自分の子どもに対しても使ってあげなきゃなあ、と思う。
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まあ「思い込み」「目に鱗」ってやつは、教師も一緒で、ついつい
そうなってしまうもんでしょうね。で、いろいろやってみ、よく見て
みることで、「思い込みが崩れたり」「目から鱗が落ちたり」する
わけでしょうね。