私の関わりのある法人
ksbutton.png omemebuttan.png sowerbuttan.png
※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2010年04月19日

新ことばのない子のことばの指導

 大昔の話です。

 知的障害特別支援学校にいた頃。


「新ことばのない子のことばの指導」
学研
津田望
1800円

入門 新・ことばのない子のことばの指導 (障害児教育指導技術双書)/津田 望

¥1,890
Amazon.co.jp
   追記
    中古だと122円!!

 今日、大阪への行き帰りの電車の中で読んでしまいました。
 学校のみなさんに、保護者にほんと「はじめに」だけでも
そして「序章」「第1章」だけでも読んで頂けたら、と思い
ました。

 たとえば「はじめに」の途中

「「サイン言語を使うと、ことばの獲得を阻止してしまう」と
思っている臨床かや教師が少なくない。実は、その逆なのである。
私たちのような言語を指導する者の中に、音声ことばなんか獲得
しなくてよいと考える人はいない。地球上の多くの人たちが、
ことばで交信しているからである。しかし、音声だけが「言語」
であると信じる人もいない。音声言語以外の「ことば」で、明確
なコミニュケーションをしている人たちもたくさんいる。これら
すべての中間的位置にあるAACは、言語のバリアフリーである。

  中略

 AACは決して「ことば」へのパンドラの箱ではないが、そのふたを
急いで閉じたら、「ことばのない子」たちの希望が、きっと残される
と思う」

 2章以降は、いろいろな子どもに応じた指導法がいろいろと
出てきます。2章以降は、実際に自分でいろいろ工夫したことの
ある人が読まないと頭に入らないかもしれません。

 でも、実際にやってみてうまくいった、いかなかった、いろいろ
な経験がある人が読めば、いろんな絵柄が頭に浮かんでくると
思います。私にもおおいにヒントになりました。

PS. 実際、現場でやっていて、AAC手段を使うことがその子の
  音声言語をあきらめた、その子の力がわかっていない証拠、と
  周囲の方と関係が悪くなることもあるもんなあ・・私の
  提案や報告、そして実践の仕方が悪いのでしょうが。
−−−−−−−−−−−−−−−
 > 自分は、うんうんと納得できる内容なのですが、もっとも読んで
>欲しい人(わかってない人)にとっては、どうかなぁ。その人の持論
>と正反対ですからね。

まあ・・・どうかわかんないですね・・・

 ただ、私なんか一介の教師、あるいは同僚ということで周囲の信頼を
得られないところはあります。何かを言ってもえらい肩書きがあったり、
「講師」として呼ばれてきた方の意見だと納得する、なんてことはよく
ありますから。

 今回、学校で紹介したことについては、何人かの方が購入のために
出版社を聞きに来たり「貸して」って読んで下さったりしました。
この借りて読んだ方はまた自分でも買おう、とおっしゃってました。

 こういう反応がある時は、私も孤立しているわけじゃないんだなあ、
と感じることができます。

 > 相手の頭の中身がどんどん流れ込んできたり、相手の知的レベルが
>思ったより高かったことを思い知らされたり、相手がどんどん擦り寄
>ってきたり・・少しでもプラスの経験があったら、納得できると思う
>のですが・・。それでも、こういう形は嫌い、認めない、という考え
>には、どう対抗したらいいのかな。

私はできる限り対抗しないですむようにしようとは思っています。
 で、賛同してくれそうな人、疑問に感じつつも耳を傾けようとして
くれる人におりにふれ情報を出そうとしています。(もちろん今回
みたいに全体に紹介することもありますが)

 でも複数担任だと、そうも言っていられないこともあるかな・・・

 プラスの経験をいろんなところでご自分で知って頂けるように環境を
作りたいですけどね。

 批判を感じながらも実践を続けるのは、心にエネルギーがたまって
いる時はいいのですが、エネルギーが少ない時はすごくきついものが
あります。(愚痴)

 先日もC君のお宅に、家庭用コミニュケーションブックを作る相談の
ためにうかがった時に、そういうものを使う意義や、自閉症とは、
みたいな話になりました。つい「あのお、私の意見はすごく偏って
ますからね」と付け加えてしまいます。



posted by kingstone at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック